ついにザ・フーの単独公演が観られる。
期待を胸に日本武道館へ向かった。武道館の周りにはバッタ物のグッズの屋台、そして最近には珍しくダフ屋の姿も見られる。
観客は8割が男性。男子トイレに長蛇の列という不思議な光景。平均年齢は40歳くらいだろう、昔からの筋金入りのファン(重役クラスのサラリーマン?)からオアシスなどを聴きそうな若者まで年齢層は幅広い。
10分押しでメンバーが登場すると「ウオ~ッ」という歓声が沸き起こる。2004年にロック・オデッセイで来日したときとは比べ物にならない期待感が渦を巻く。やっぱり単独公演じゃないといかんね。
ロジャー・ダルトリーは黒のスラックス、白いシャツに黒のベスト。ピート・タウンゼンドは黒のスーツに黒い帽子とサングラス。どことなくテリー伊藤に似ている。ギターは主に赤いストラトキャスターを使用。
バック・メンバーはザック・スターキー(ds/リンゴ・スターの息子、オアシスのサポート・ドラマーでもある)、ピノ・パラディーノ(b)、サイモン・タウンゼンド(g,cho/ピートの実弟)、ジョン・"ラビット"・バンドリック(key/70年代からザ・フーやフリーに参加しているベテラン・セッション・プレイヤー)。
しかし観客の目はロジャーとピートに釘付けだ。ステージ後にはスクリーンがあり昔のメンバー写真やサイケなグラフィックスを流して雰囲気を盛り上げる。
デビュー曲の「I Can't Explain」を始めとする初期のモッズ時代の名曲から、「Baba O'Reily」等の70年代のハード・ロック、そして2006年にリリースした最新アルバムの曲まで取り混ぜたグレイテスト・ヒッツ的な内容。ピートが風車奏法をする度に大歓声が巻き上がる。しかしジャンプはなし。ロジャーも一生懸命マイクを振り回していたが全盛期に比べ迫力不足は否めなかった。しかしヴォーカルの力強さは64歳という年を考えると見事なものだった。
アンコールには「トミー・メドレー」もやってくれて2時間があっという間に過ぎ去った。ラストはピートのアコギとロジャーの二人で最新作「エンドレス・ワイヤー」から「Tea & Theatre」。「エンドレス・ワイヤー」はお情け程度にしか聴いていないが実はいいアルバムなのではないだろうか。もう一度聴いてみよっと。
終わって帰る道すがらザ・フー論を戦わせる親父たちの目は青春時代に戻っていた。
Set List
1. I Can't Explain
2. The Seeker
3. Anyway Anyhow Anywhere
4. Fragments
5. Who Are You
6. Behind Blue Eyes
7. Relay
8. Sister Disco
9. Baba O'Reily
10. Eminence Front
11. 5:15
12. Love Reign O'er Me
13. Won't Get Fooled Again
14. My Generation
15. The Naked Eye
---Encore---
(Tommy Medley)
16. Pinball Wizard
17. Amazing Journey
18. Sparks
19. See Me Feel Me
-------------
20. Tea & Theatre
フーを観て
御託並べる
親父たち
しかしヴォーカルとギターの二人になったザ・フーというのはチャゲ&飛鳥やB'zやコブクロと同じなのではないだろうか(^^;。
期待を胸に日本武道館へ向かった。武道館の周りにはバッタ物のグッズの屋台、そして最近には珍しくダフ屋の姿も見られる。
観客は8割が男性。男子トイレに長蛇の列という不思議な光景。平均年齢は40歳くらいだろう、昔からの筋金入りのファン(重役クラスのサラリーマン?)からオアシスなどを聴きそうな若者まで年齢層は幅広い。
10分押しでメンバーが登場すると「ウオ~ッ」という歓声が沸き起こる。2004年にロック・オデッセイで来日したときとは比べ物にならない期待感が渦を巻く。やっぱり単独公演じゃないといかんね。
ロジャー・ダルトリーは黒のスラックス、白いシャツに黒のベスト。ピート・タウンゼンドは黒のスーツに黒い帽子とサングラス。どことなくテリー伊藤に似ている。ギターは主に赤いストラトキャスターを使用。
バック・メンバーはザック・スターキー(ds/リンゴ・スターの息子、オアシスのサポート・ドラマーでもある)、ピノ・パラディーノ(b)、サイモン・タウンゼンド(g,cho/ピートの実弟)、ジョン・"ラビット"・バンドリック(key/70年代からザ・フーやフリーに参加しているベテラン・セッション・プレイヤー)。
しかし観客の目はロジャーとピートに釘付けだ。ステージ後にはスクリーンがあり昔のメンバー写真やサイケなグラフィックスを流して雰囲気を盛り上げる。
デビュー曲の「I Can't Explain」を始めとする初期のモッズ時代の名曲から、「Baba O'Reily」等の70年代のハード・ロック、そして2006年にリリースした最新アルバムの曲まで取り混ぜたグレイテスト・ヒッツ的な内容。ピートが風車奏法をする度に大歓声が巻き上がる。しかしジャンプはなし。ロジャーも一生懸命マイクを振り回していたが全盛期に比べ迫力不足は否めなかった。しかしヴォーカルの力強さは64歳という年を考えると見事なものだった。
アンコールには「トミー・メドレー」もやってくれて2時間があっという間に過ぎ去った。ラストはピートのアコギとロジャーの二人で最新作「エンドレス・ワイヤー」から「Tea & Theatre」。「エンドレス・ワイヤー」はお情け程度にしか聴いていないが実はいいアルバムなのではないだろうか。もう一度聴いてみよっと。
終わって帰る道すがらザ・フー論を戦わせる親父たちの目は青春時代に戻っていた。
Set List
1. I Can't Explain
2. The Seeker
3. Anyway Anyhow Anywhere
4. Fragments
5. Who Are You
6. Behind Blue Eyes
7. Relay
8. Sister Disco
9. Baba O'Reily
10. Eminence Front
11. 5:15
12. Love Reign O'er Me
13. Won't Get Fooled Again
14. My Generation
15. The Naked Eye
---Encore---
(Tommy Medley)
16. Pinball Wizard
17. Amazing Journey
18. Sparks
19. See Me Feel Me
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20. Tea & Theatre
フーを観て
御託並べる
親父たち
しかしヴォーカルとギターの二人になったザ・フーというのはチャゲ&飛鳥やB'zやコブクロと同じなのではないだろうか(^^;。