A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

でんぱ組.inc/TADZIO/魅起法則etc.@下北沢サウンドクルージングVol.2 2013.5.25(sat)

2013年05月27日 00時43分16秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


Shimokitazawa SOUND CRUISING Vol.2

音楽、演劇文化などの発信源である下北沢のライブハウス、バーを舞台に昼夜開催されるサーキット・イベント。15の会場で、ライブやパーティ、DJ、パフォーマンスが披露される。

会場:下北沢GARDEN / 下北沢SHELTER / 下北沢Daisy Bar / 下北沢ReG / 下北沢BASEMENT BAR / 下北沢THREE / 下北沢ERA / 新代田FEVER /art ReG CAFE / 下北沢MOSAiC / 風知空知 / altoto / MORE / 富士見ヶ丘教会 / JET SET

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近年増えている都市型ロックフェス=ライヴハウス周遊イベント。下北沢サウンドクルージングは昨年に続き今年が第2回。渋谷・新宿・吉祥寺に囲まれた下北沢は'70年代から演劇と音楽の街として独自の文化を育んできた。初めて行ったのは'70年代末。ライヴハウス下北沢ロフトと自主盤専門レコード店の五番街、パンク/プログレ専門店エジソン下北沢店、その他古着屋・古本屋が無数にあり週末毎に通ったものだ。当時通った店は'80年代半ばに姿を消すが下北沢屋根裏、CLUB Que、Shelter、ディスク・ユニオン下北沢店、F'lmore Records等が取って代わった。屋根裏の上階に練習スタジオがありバンド練習を定期的に行った。'90-'10年代も通りや店舗は変わっても演劇と音楽の街の伝統が貫かれている。今でもこの街に来ると心が期待感でワクワクする。

減り続けるレコード店・CDショップに反比例してライヴハウス・音楽バーの数は増加している。今回のイベント会場は半分以上行ったことがない。目当はでんぱ組.incとBiSだったがそれ以外はタイムテーブルとアーティストデータを見比べ廻る順路を考えた。個人的な趣味で女性のいるバンドばかりになってしまった。

夏を思わせる暖かい晴天のシモキタは若者で溢れている。リストバンドをしたサウンドクルージング参加者も多い。最初に目をつけていたバンドを観に行く。男女ヴォーカルのパワーポップで悪くはないが他の出演者が気になる。3曲聴いたところで他の会場へ向かう。そこで10分また移動して10分という感じでつまみ食い。普通なら一生観ることのないバンドを沢山観られるのが周遊イベントの醍醐味だろう。どのバンドも個性的で興味深かった。ライヴハウスは大小様々。トリにBiSが出演する会場は驚く程小さなロックバー。既に研究員が最前列に陣取っていた。

事前チェックしていて二重丸をつけたのが魅起法則(ミキノルム)というオールガールズバンド。会場のERAは少し外れにある。練習スタジオの上階の中規模ホール。適当に観て次に行こうと思っていたが演奏がとても良かったので最後までしっかり観る。黒茶金と3色に別れた髪色がユニーク。最近メンバーチェンジがあったらしいがそれをまったく感じさせない一丸となった演奏。チャットモンチーとつしまみれが合体したようなポップさとオルタナ感が同居した音楽性にピピッと来た。演奏終わりを待ってCD・バッジを購入。






でんぱ組.incまで45分あるが様子だけ見ようとGARDENへ行くと既に通りに列が出来たていた。慌てて最後尾に並ぶ。野外フェスも同様だが人気のあるアーティストだと入場規制が掛かり会場に入れないこともあるので注意すること。ぎゅう詰めで身動きできない状態+ヲタの大声に掻き消されてヴォーカルが聴き取れなかったが観客ノリが素晴らしく熱狂のステージだった。






でんぱ組終了後BiSの会場へ向かうと予想通り入場規制。並んでも入れない可能性大とのことで諦めて会場周遊に戻る。久々のTADZIOのリーダーがロングヘアを切りボブに変身していて驚くが音は今まで以上にノイジーで次作への期待が高まる。6月4日六本木スーパーデラックスでの「中原昌也 お誕生会での再開を誓う。その後数カ所廻り終演予定時刻を10分過ぎてDAY TIME終了。





一日分
ゆっくり巡る
旅に出たい

6月には渋谷地区周遊イベント「ヤツイフェスティバル」が開催される。


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