A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

松田聖子/KARA/ナオト・インティライミetc.@幕張メッセ 2013.9.14(sat)

2013年09月16日 00時55分43秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


UNIVERSAL SIGMA 10TH ANNIVERSARY
SIGMA FES. 2013
~U-EXPRESS LIVE AUTUMN~

[出演]松田聖子 / KARA / ナオト・インティライミ / キマグレン(Special Guest:吉川友) / A-JAX / ケラケラ / クリス・ハート / DJ KAORI "Special J-Mix Live" featuring Juliet / TEE / GOLD RUSH / Una / あっくん [オープニングアクト]Da-iCE



デビュー33年目にしてPRINCESS SEIKO初のフェス出演。所属レーベルの記念イベントとはいえ、歌番組とゲスト出演以外はワンマン&ディナーショーしか経験の無いSEIKOがアウェー環境で歌うことは、天皇の人間宣言に匹敵する大事件である。アマテラスの岩戸隠れ伝説のように、現人女神SEIKOが天上の扉を開け下界に降り立った。アマテラスのアマは海女ちゃんのあま。聖子ちゃんカットでアイドルをめざした天野春子が、20数年後に娘アキの事務所社長になる、という設定の元ネタがSEIKOであることは説明するまでも無かろう。あまちゃん放送終了のギリギリ一週間前にSEIKO本人が降臨したことで、仮想(Fiction)と現実(Reality)の境界面の歯車が一瞬にして合致した。





2013年度上半期を象徴する社会現象に楔を打つためには女帝降臨が不可欠だったが、NHKと宮藤官九郎の力を持ってしても、運命の気紛れがなければ実現しなかった。最後の最後に天国のキッスを手に入れるとは、クドカンこそ本年度最高のラッキーボーイに違いない。一方であまちゃんブームで注目度が急上昇中のSEIKOが一切それに触れることなく、所属レーベル及びレーベルメイトへの謝辞と激励を繰り返したことは、アイドル界の頂点に立つものとして、浮世の雑事に惑わされることなく、元祖ママドルのカリスマ母性の発露により、WHO KILLED IDOL?という理不尽極まりない命題的疑念に終止符を打つ、毅然とした霊魂の現れであった。このたびの下山は、旧体制派と見られていたSEIKOが、決して前時代的化石ではなく、時代の要求に呼応して変貌するタイムレスな回転体(Rolling Stone)であることを証明した。



あらゆる時代の全てのアイドル及びその予備軍たちよ、今こそ"一生アイドル"SEIKOの足元に跪き、福音の言葉に耳を傾け、頭を垂れるが良い。
その時、時代が動く。


ナオト・インティライミ


今年春、同じ会場で目撃したお祭り男の熱いステージ。どんなにアウェー状態でもまったくひるむことなく、体当たりのパフォーマンスで自分の世界に巻き込む強力な磁力に惚れ惚れする。盛り上げることがJ-POPの使命であるとはいえ、ナオトの屈託の無い笑顔には、反対派も否定派も微笑み返しするしかない。




KARA


少女時代に続くK-POP体験。歌と踊りの上手さと笑顔とスタイルの良さに放心。100%完璧だと恐れ多くて近寄り難いが、完全主義にひびを入れる辿々しい日本語が父性本能をチクチク刺激して心の門から静脈回路に忍び込む。




松田聖子


ダンスマニアもJ-POPファンもK-POPファンも、全ての聴衆を満足させることは無理だろうが、明日へ希望を繋ぐためには不可能性の演算計算が必要であろう。女帝SEIKOの精算書は決まり次第、公式Twitterアカウントで呟きます。



★ライヴレポートはコチラ


なんてったって
アイドルは
Kyon x 2じゃなく
SEIKOです

なんてったって
SEIKOは
大森じゃなく
マツダです

MATSUDA DESU!!
SEIKO GODDESS!!
コメント
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