A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

バニラビーンズ/ザ・コレクターズ@新宿ロフト 2013.9.17(tue)

2013年09月19日 00時15分00秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界

(このシーンの撮影・掲載はOKでした)

バニラビーンズ5周年記念対バン企画
『風は吹くのか!?Vol.5~タフに行こうぜ!~』


出演:バニラビーンズ/ザ・コレクターズ



バンドじゃないもん!、7!!、カジヒデキ、野宮真貴に続くバニビ対バン企画第5弾は日本が誇るモッズ番長、ザ・コレクターズが登場。「コレクターズさんは世界一好きなバンド」と言うりちゃこの熱烈アピールにより実現したという。高校時代からの憧れのアイドルと同じステージに立てるとは、アイドルやっててよかったね! 夢見ることを続けていれば、望みはいつか適うもの。マル非しかり、でんぱ組しかり、バニビしかり。キミも夢をあきらめたらダメだよ!

ザ・コレクターズ


27年の歴史を持つコレクターズはアラフィフ世代のベテランだが、同世代のバンドに比べて、フレッシュというか青いというか貫録がないとうか、とにかく永遠の若者のイメージがある。モッズのバイブル『さらば青春の光』でジミーが大人になるエンディング(オープニング)に反発して、去りゆく青春を永遠に追い続ける道を選んだのだろう。80年代半ばのネオGSブームで注目され、メジャー契約を獲得。他のGSバンドがブームの終焉と共に解体する中で、新宿JAM周辺にタムロするネオモッズ族の熱い支持があるコレクターズはしぶとく生き残り、現在に至るまでモッズマークを旗印に活動する。決して大ヒットはしないが、ロックシーンの北緯45度に常に座を占める。1986年に渋谷ライブ・インや六本木インクスティックで観た頃と殆ど同じく、歌詞がはっきり聴き取れる明朗な歌とギターのダウンストロークが、青春の光と影を彩るメロディーを奏でる。永遠アイドル=松田聖子/永遠少年=スピッツ/一生ノイズ=マル非に匹敵する永遠青春モッズの底力を堪能した。




バニラビーンズ


ステージ袖からずっと羨望の眼でコレクターズを観ていたりちゃこが弾けて、最初から飛ばしまくるバニビのR&Rショー。清楚な仮面を脱ぎ捨て、でんぱ組のえいたそに負けないハイテンションガールぶりを発揮、イノセントに観客を煽る煽る。今までのバニビライヴではなかったOi!Oi!コールも炸裂。10月リリースの新曲「プリーズミー・ダーリン」は3分間のネオアコロケンロー。最近の北欧の風はジャズ方面から吹く傾向があるが、アイドル地方の北欧の風が途轍もなく熱いことを思い出した。目の前にビデオカメラマンがいるので、レナ&りちゃこの目線がビシビシ飛んできて、火花で顔面大やけど状態。アンコールでコレクターズとコラボして、興奮の余りりちゃこが「撮影OK!」と言い放ち大混乱のうちに終演。モッズとアイドルの間に垣根がないことを実感した。



<Vanilla Beans Set List>
1 キラーキュイーン
2 チョコミントフレーバータイム
3 サブカルガールまどか
4 東京は夜の七時
5 ノンセクション
6 プリーズミー・ダーリン
7 エルスカディ
8 マスカット・スロープ・ラブ
9 Summer Vacation
アンコール1:Tough/ザ・コレクターズwithバニラビーンズ
アンコール2: プリーズミー・ダーリン



僕は
バニラビンズ
収集家

◆2013年10月12日(土)  タワーレコード渋谷店B1「CUTUP STUDIO」
バニラビーンズ 5周年対バン企画 「風は吹くのか!? 渋谷死闘編」
出演者:バニラビーンズ/掟ポルシェwithニコル(愛犬)/CRZKNY/EVIL/ふぇのたす

コメント
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