「猫の喜ぶ音楽」を心理学者らが開発。ウィスコンシン大学の心理学と作曲家による研究チームが論文をApplied Animal Behavioral Science誌にて発表した。
それによれば、心理学者は「音楽がその種族で効率的に機能するためには、各種族同士のコミュニケーションに用いられる周波数帯にビートを合わせる必要がある」と仮定。今回、猫が喉をゴロゴロ鳴らしたとき、乳を飲んでいるや鳴き声のリズムなどをもとに、猫が興味をそそるピッチとテンポで音楽を制作。研究チームがこれらの音楽を聴かせる実験を47匹の猫を対象に行ったところ、猫達はこの音楽を人間向けの音楽よりも好むことが確認されたと報告している。なんでもバッハの「G線上のアリア」やフォーレの「エレジー」を聴かせても猫は無反応なのに対して、今回開発された音楽が再生されている時にはスピーカーに頭を擦り付ける猫が多くいたという。
⇒サンプル音源
タンジェリン・ドリームやピンク・フロイドに通じるこれらの曲を、実際に試したのがこの動画。被験者(猫)はコール(白猫)とマーマレイド(黒猫)
飼い主(投稿者)自身「何も起こらなかったが、音楽を聴いている間の大人しさは普通じゃない」とコメントしている。この動画をみた人からは「効果なしの証明」「時間の無駄」「猫が好きな音楽はごはんの合図だけ」など否定的なコメントが多い。実際の所好きなのかどうか、ニャンコのポーカーフェイスからは知る由もない。
分かるのか?
ポーカーフェイスの
おネコ様