アフリカのマリ共和国とニジェール共和国に分断して居住する部族、ソンゴイ族の4人が組んだブルース・バンド、ソンゴイ・ブルース。
2パックやクレイグ・デイヴィッドといったヒップホップやR&B、さらにはビートルズ、ポリス、バッド・カンパニー、ジミ・ヘンドリックスといったロックを聴いて育った4人の若者が、地元の伝統的なスタイルとモダンなギター音楽を融合させた独特のサウンドを奏でる。
以前にデーモン・アルバーン率いる音楽プロジェクト、アフリカ・エクスプレスのアルバムに楽曲が抜擢されたことをきっかけに注目を集め、ついにはUKのインディー・レーベル<Transgressive>と契約を結び、ヤー・ヤー・ヤーズのギタリスト、ニック・ジナーとマーク・アントワーヌ・モロー(マルーン5、ケイナーン、アマドゥ&マリアム他)プロデュースによるデビュー・アルバム『ミュージック・イン・エグザイル』が完成。ついに日本でもリリースされた。
今作『ミュージック・イン・エグザイル』は、デーモン・アルバーンのスタジオにてミックスされ、デーモンとニック・ジナーもバッキング・ヴォーカルと演奏で参加している。
アルバムは、全英インディ・アルバム・ブレイカーズチャート初登場3位、インディ・チャート初登場16位と好調な滑り出しを見せている。
またソンゴイ・ブルースは、ブライアン・イーノが大絶賛していたり、デーモン・アルバーンやジュリアン・カサブランカスがサポート・アクトに起用するなど、著名なミュージシャンからも熱い注目を集めているが、先日は、アラバマ・シェイクスのシカゴ公演にスペシャル・ゲストとして登場したり、SXSWではバンド自身が出演した、マリ北部紛争を乗り越えたミュージシャンについてのドキュメンタリー映画『They Will Have To Kill Us First』が上映され好評を博したりと、アメリカでもじわじわと話題になりつつある。
そして、来月から始まるツアーも各地でソールドアウトになるなど、順調な活動が続いている。
▼グルグルくるアフリカン・ビートと屈託のないスマイル!
▼日本のファンに向けた、初々しいコメント動画!
■アルバム情報
アーティスト名:Songhoy Blues (ソンゴイ・ブルース)
タイトル: Music in Exile (ミュージック・イン・エグザイル)
レーベル:Transgressive / HOSTESS
フォーマット:CD
品番:HSE-39812
発売日: 好評発売中!
価格:2,095 円+税
※初回仕様限定盤のみボーナストラック・ダウンロードコード付ステッカー封入
(フォーマット: mp3)、歌詞対訳、ライナーノーツ付
<トラックリスト>
1 Soubour(忍耐)
2. Irganda(我が祖国)
3. Al Hassidi Terei(エゴイズム)
4. Sekou Oumarou(※人物名)
5. Nick(※人物名)
6. Ai Tchere Bele(年上の親族)
7. Wayei(女性)
8. Petit Metier(簡単な手仕事)
9. Jolie(美しい)
10. Desert Melodie(砂漠のメロディ)
11. Mali(マリ共和国)
<ダウンロード・ボーナストラック>
Irganda (Red Snapper Remix)*
Al Hassidi Terei (Residence La Revolution Remix)*
【バイオグラフィー】
12年1月に起きたマリ北部紛争を乗り越え、ソンゴイ族であることに誇りを持つ4人の若者、アリユ・トゥーレ(Vo)、ウマール・トゥーレ(B)、ガルバ・トゥーレ(G)、ナタネール・ダンベレ(Dr)で結成したブルース・バンド。伝統と現代、国産と外国産、若さと古代がブレンドされたサウンドは聴く者の心を躍らせ、ブライアン・イーノ、デーモン・アルバーン等著名アーティストも大絶賛。2015年、ヤー・ヤー・ヤーズのギタリスト、ニック・ジナーとマーク・アントワーヌ・モロー(マルーン5、ケイナーン、アマドゥ&マリアム他)プロデュースによるデビュー・アルバムをリリース。
阿弗利加の
黒い憂歌が
吹き荒ぶ
▼マリ共和国を代表するポップシンガー、サリフ・ケイタ