A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

JAZZ非常階段+JAZZめるモ!階段@新宿Pit Inn 2015.3.28(sat)

2015年03月31日 02時32分10秒 | 素晴らしき変態音楽


JAZZ非常階段+JAZZめるモ!階段

【MEMBERS】非常階段(JOJO広重、T.美川、JUNKO、岡野太)、坂田明、テンテンコ(ex.BiS)、ゆるめるモ!(もね、けちょん、しふぉん、ようなぴ、あの、ちーぼう)

毎年春恒例の「JAZZ非常階段」、今年はアイドルグループの『ゆるめるモ!』と合体して「JAZZめろモ!階段」で出演。もちろん坂田明との硬派フリージャズも展開。元BiSのテンテンコも参戦、JAZZとノイズの華麗なる融合がここに!



昨年12月の『解体的交歓』に続き今年3月にリリースされた非常階段×ゆるめるモ!コラボ作『私をノイズに連れてって』に関しては、カルチャードキュメントサイト『HEATHAZE』に詳述させていただいたので参照いただきたい。
「混沌」から「交歓」へ~2015年最新音楽展望~――非常階段×ゆるめるモ!、KISS+ももクロ、しょこたん❤でんぱ組ら空前の「交歓戦国時代」を斬る 【HEATHAZE】



正月に吉祥寺のスタジオに連れてってノイズ交歓した成果を、新宿地下ジャズ倶楽部で実践する試みに集いし聴衆は、意外に普段のジャズライヴのオーディエンスと相通じるリラックスしたムードが漂う。新世代アイドルがこのジャズの殿堂に初めて出演した一年前の「JAZZ非常階段+JAZZBiS階段」の混沌とした高揚感は、やはり切羽詰まった「解散ライヴ」ならではの異常事態だったのかもしれない。勿論「(窮屈な世の中を)ゆるめる」というメッセージと「You'll melt more!(あなたをもっとトロけさせたい)」という2つの意味をこめて命名された「脱力支援アイドル」ならではの、ユルいグルーヴがファンに共有されていることも要因に違いない。6人中2名が欠席という事態にパニックを起こすことなくWKTK感はそのまま。



これまでのJAZZ非常階段ライヴの流儀に従ってJOJO広重の司会進行で、参加者が様々な組み合わせでくんずほぐれつの交歓を披露する。いずれもアルバムとは異なり生演奏ならではの即興性と意外性に満ちたパフォーマンスが、狭いライヴハウスを無限の可能性に彩られた祝祭空間へと誘(いざな)った。個々の演奏についてはいずれ記録DVDにて明らかにされるので詳述は省くが、個人的に印象に残ったのは、「バンドブーム30周年」とリンクする脱力ゆるめるモ!バンド演奏、”アイドルひとりでできるもん”を実践するテンテンコのダウナー歌謡、”相手によって手抜きなし”トリオ=坂田明・岡野太・JUNKOの暴走ぶりであった。



今回やむを得ず欠席した二人のメンバーのリベンジ交歓にも期待したいところである。



交歓の
集いに湧いた
緩み倶楽部

<今後の交歓スケジュール>
4月14日(火)東京・dues新宿
disk unionプレゼンツ 非常階段featuringゆるめるモ!スペシャルミニライブ 「私をユニオンに連れてって」

ゆるめるモ!「東名阪だよ!全員ハミ出すモ!ツアー」
4月18日(土)名古屋・新栄DAYTRIVE
4月19日(日)大阪・難波ROCKETS
5月2日(土)東京・赤坂BLITZ
バンドメンバー:箱庭の室内楽、三島想平(cinema staff)、張替智広、JOJO広重(非常階段)、ドラびでお他
※先行予約の方のみ、スペシャル限定DVD特典付き

5月15日(金)渋谷Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE  
第参回 真夜中のヘヴィロック・パーティー
オーケン初音階段(大槻ケンヂ+初音階段)/谷山浩子×ROLLY/DPG&ROLLY/東京エロティカルパレード。/野佐怜奈とブルーヴァレンタインズ/非常階段featuring戸川純/非常階段featuringゆるめるモ! and more..
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