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JOLT TOURING FESTIVAL DAY 2
Presented by JOLT, Test Tone and The Click Clack Project
出演:
灰野敬二+大友良英
L?K?O + SIN:NED + 牧野貴 (Film Works)
田中悠美子 + メアリー・ダウマニー、森重靖宗 + キャル ライアル + )-(U||!C|
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JOLTとは、メルボルン出身のサウンドアーティスト )-(U||!C|ことジェームス・ハリックが2008年に設立した企画団体で、アメリカ、オーストラリア、ヨーロッパでフェスティバルやワークショップを開催して来た。今回は正式にJOLT日本初上陸し、同じくジェームスが主宰するClick Clack Project、及びキャル・ライアルが主宰するTest Toneとの共催で、スーデラ2デイズ公演が実現した。国籍入り交じる出演者と同様に、客席も外人率が高く、国際都市ギロッポンに相応しい夜になった。
●田中悠美子 + メアリー・ダウマニー、森重靖宗 + キャル ライアル + )-(U||!C|
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(写真の撮影・掲載については主催者の許可を得ています。以下同)
田中の三味線と大正琴、メアリーのハープ、そして両者のヴォイスが織り成す霊気に満ちた緊張感。中山のリキッドライティングが異界感を高める。ジェームスが加わり、鍵盤を無化する奏法でピアノを鳴らす。森重のチェロとキャルのバンジョーが入りセクステットになるが、ハーモニーやアンサンブルに帰化することなく、逸脱したまま終焉へと導いた。音楽認知不可なギリギリの淵で演じる6人の信念には敬意を払いたい。
●L?K?O + SIN:NED + 牧野貴
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L?K?Oがターンテーブル、 香港出身SIN:NEDことデニス・ウォングがエレクトロニクスの電子雑音デュオ。今度は映画作家の牧野の砂嵐を思わせる映像が、リキッドルームを第3銀河の宇宙に誘う。異物感の塊の音響映像は、爆音ではないものの視覚の刺激で脳幹にダメージを与えた。
●灰野敬二+大友良英
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ガチンコデュオは2008年10月1日以来7年ぶり2度目。1曲目、大友のノイズギターに乗せて灰野がビートルズの「イエスタデイ」を独唱。伸びやかな歌に非メロギター音響がアクセントを付ける。15分で灰野もギターに持ち替え、そこから1時間を超える激烈爆音演奏を堪能、というか強制的に聴かされた、という屈折した心の持ち主ですら、最後の力を振り絞って激したサウンドに対峙したことは、脳内音楽記憶中枢に不治の傷を追う訳ではない。前回は灰野がエレクトロニクスやハーディーガーディーを弾いたが、今回はギターに専念。音色のヴァラエティの豊かさは幾千の楽器を弾きこなす神髄に触れた気がした。
⇒灰野敬二×大友良英@六本木 Super Deluxe 2008.10.1 (wed)
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亜細亜から
欧羅巴まで
ひとっ飛び
Akiko Nakayama -Alive Painting-