A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

消臭力CMで人気のミゲル君チャリティーライヴ@吉祥寺アトレゆらぎの広場2011.7.18(mon) 

2011年07月20日 00時51分58秒 | ラジオやテレビのこと

エステーの「消臭力」のTV-CMで清らかな歌声を聴かせてくれるポルトガルの少年歌手ミゲル君が何故か吉祥寺で無料イベントを開催した。恐らく商品の性質から考えて新宿や渋谷のような繁華街ではなく、生活臭がありかつお洒落な人気の街ということで吉祥寺が選ばれたのだと思う。「あのミゲル君が!?」と口コミで広がり会場は多数の立ち見が出る大盛況ぶり。20~30代の女性中心に子供からお年寄りまで幅広い客層。



「このイベントは写メ大歓迎です。ツイッターやブログにもどんどんアップしてください」という出血サービスのイベント。まあそれが商品の大きな宣伝になるのだろう。なかなか上手いやり方だ。かくいう私もこうして宣伝に手を貸している訳だが。

ミゲル君が登場すると「可愛い~っ」と大歓声。現在12歳のミゲル君はポルトガルではプロの歌手として2作のCDをリリースしていて、子役としてテレビなどでも活躍しているという。前日にはTM Revolutionのコンサートにゲスト出演したとのこと。あどけない笑顔に似合わぬ堂々とした歌声はさすがプロ。

「消臭力」の歌~オリジナル曲~「消臭力」の歌、と披露。東日本大震災へのチャリティーも兼ねた有意義で楽しいイベントだった。



ミゲル君
日本の人気に
戸惑って

我が家でもさっそく「消臭力」を買うことに決定。エステーの戦略に見事にはまってしまった。
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少年ナイフ/住所不定無職/大阪ラモーンズ@新代田FEVER 2011.7.17(sun)

2011年07月19日 00時20分23秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界

この日は丁度1年前に亡くなった父の一周忌の法要だった。それをすっかり忘れてチケットを購入してしまった。mixiやtwitterで売ろうとしたが買い手は現れず、法事の終わったあとライヴへ向かうことになった。家族には顰蹙を買ったが、そんなの関係ねえ!

少年ナイフの夏のツアー"712 DAY PARTY Tour 2011"。ゲストは住所不定無職、オープニング・アクトは大阪ラモーンズ。FEVERは満員。結成30周年のバンドのライヴだから年齢層は高いだろうと予想したが、意外にに20代くらいの若いファンも多い。幅広い年齢層の観客だった。

オープニング・アクトの大阪ラモーンズは少年ナイフがラモーンズをカヴァーする時に名乗る別ユニット。本家ラモーンズのサポートを勤めたこともあるナイフだから本質的に"楽しいロッケンロール"というラモーンズの信念を引き継いでいる。ライダーズの革ジャンにモズライトのギターにプレジション・ベースとラモーンズに成り切り、「Pinhead」ではラモーンズでお馴染み"Gaba Gaba Hey"と書いたプラカードも登場し楽しませてくれる。しかし数年前話題になった日本語ラモーンズ・カヴァー・バンド「ロマーンズ」に比べると、演奏が上手く円熟したプレイで、あくまで大人の余興という感じがした。ロマーンズはやはり唯一無二の初期衝動の塊だった。



続いて住所不定無職。生で観るのは初めて。カラフルな衣装とビザール・ギター、いつも絶やさぬ笑顔の演奏は少年ナイフ以来のFun Girls Rockの伝統を受け継いでいる。ユリナの弾けたヴォーカルが楽しい。演奏はまだたどたどしいところもあるのだが、テクニック云々を超えたエネルギーとメロディの良さが好みである。後半はユリナとゾンビーズ子がドラムとギターを持ち替えさらにパワフルな演奏。面白いねこのバンド。



最後に少年ナイフの登場。私は1983年デビュー・アルバム「Burning Farm」以来のナイフのファンである。あれからもう30年。オリジナル・メンバーはなおこさんだけになったが、デビュー当時のアマチュアリズムを未だに持ち続けているのが凄い。かなり激しいビートの曲が増えたが、観客がモッシュするのでは無くそれぞれ思い思いに身体を動かして楽しんでいるのがほのぼのしていて好きだ。腕を振り上げ一緒に歌って、まるでクロマニヨンズのライヴと同じノリである。年月を経たロッケンロール・バンドならではの共通したグルーヴである。アンコールでは現在アメリカ在住の、オリジナル・メンバーにしてなおこさんの妹あつこさんが参加。カーペンターズの「トップ・オブ・ザ・ワールド」のカヴァーで終了。めちゃくちゃ楽しいライヴだった。



30年
ロックし続け
ロールする

ガールズバンドでこれだけ長期にわたって継続した活動を行っているのは日本では彼女達だけかもしれない。貴重な存在である。
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灰野敬二/Paradise/壊れかけのテープレコーダーズ@東高円寺二万電圧2011.7.14(thu)

2011年07月16日 00時48分09秒 | 灰野敬二さんのこと


壊れかけのテープレコーダーズ × Paradise 共同企画 『明滅するモノローグ』Guest:灰野敬二。

高円寺PAL商店街にあったライヴハウス20000Vは20年前Flower Trip時代に何度も出演し愛着のある小屋だったが、ビルが火災を起こし閉店、昨年10月UFO CLUBと同じ東高円寺に移転し「二万電圧」として営業を再開した。行くのは今回が初めてだったが、東高円寺の駅から近く、内装も綺麗で、昔の酒とタバコの香りが染み付いた20000Vとは全く違ったお洒落な小屋に変身していた。キャパは若干小さめ。この日は灰野さん出演のためホール内禁煙だったので気持ちよくライヴを楽しめた。

壊れかけのテープレコーダーズは以前観たことがある女性キーボードを含む4人組。5月に三軒茶屋ヘヴンズドアでワンマンを成功させ自信に満ちたステージを観せてくれた。Vo&Gのコモリ氏(ちょっと草野マサムネ似)の時々激しく狂うギター・プレイと紅一点ユサ嬢のレイ・マンザレク風キーボード、そして二人のヴォーカルの掛け合いがいい。曲もメロディーがはっきりしたJ-Pop調で前も書いたが普通っぽさが最大の魅力である。



Paradiseは壊れかけ~と同じレーベルの4人組。fykさんからヴォーカリストが凶暴なので気をつけるようツイッターで知らされ、ステージ脇から用心して観たが、多少酔っ払っている(ラリッている?)感じはしたが、なかなかカリスマ性があって悪くはなかった。サウンド的にはキュアーやシスターズ・オブ・マーシーを想わせる懐かしいポジパン的要素があり、個人的には壊れかけ~よりも好きかも知れない。エンディングにヴォーカリストがマイクスタンドを破壊して狂気の片鱗を見せた。急遽参戦したfykさんに聞くと機材破壊や自殺行為で入院歴もあるらしい人らしい。でもそんなところも伝説っぽくて、もしかすると毛皮のラリーズのように大ブレイクする可能性も秘めている気がした。



最後が灰野さんのソロ。アンプはジャズ・コーラスを2台、マイクを二本立て、譜面台を置いただけのシンプルなセッティング。まずはドラムマシーンの打撃音が響き渡る。これだけで会場が灰野カラーに一変してしまうのだから凄い魔術だ。ドラムマシーンに乗せてフルートとヴォーカルをしばし聴かせた後、グヤトーンのフレットレス・ギターを手にする。そこから導き出されるのはギターともパーカッションともいえない独特のサウンド。この楽器を最初に使ったのは去年のスーデラでのdoubt music/futarriフェスでの静寂デビューの時。以来試行錯誤を重ねオリジナルな楽器として改良されてきた。後半はSGを掻き毟り「ここ」「あっち」「暗号」「ふわふわ」「始まりに還りたい」とファンにはお馴染みのナンバーを演奏。まさに"ベスト・オブ・灰野敬二"といった選曲。100分に亘る充実の演奏に全身が痺れるような感動が残った。



終演後灰野さんは「ここ暫くの鬱憤を全部吐き出したよ。思ったよりモニターの音が良かったので気持ちよく演奏できた。やってて気持ちのいい時は歌詞が次々浮かんでくるんだ。その証拠に譜面を一度も見なかっただろ?それにフレットレス・ギターがとてもいい音を出した」と満足した様子だった。

灰野さん
二万電圧
気に入った

会場にはシベールの日曜日の坪内氏も観に来ていた。8月7日ペンギンハウスで新生シベールの日曜日(坪内氏以外全とっかえ!)のライヴを予定しているとのこと。
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レディー・ガガを、写真家のアラーキーこと荒木経惟が撮影

2011年07月15日 01時05分22秒 | 音楽ちょっといい話


「徹子の部屋」「スマスマ」などに出演した先日の来日時の露出宣伝費効果がAKB48を上回ったという天下のガガ様を、日本を代表する写真家アラーキーが激写した「ボンデージ=束縛」写真がネット上に流出して話題になっている。

奇抜なメークや衣装で観る者を驚かせるガガ様が、アラーキーのカメラの前ではほぼ無防備に一人の女性としての素顔を晒している。昔「ロッキング・オン」誌上でビョークの激写を披露したアラーキー、彼の持つ芸術的カリスマ性は、世界を代表する歌姫を魅了したようだ。

縛られて
なすすべもなく
被写体に

アンドロイドの印象しか無かったガガ様に初めて女性の魅力を感じ、下腹部が少し疼いた。

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原子力牧場ついに東京進出!

2011年07月14日 00時26分08秒 | 素晴らしき変態音楽

今年私が大プッシュしている静岡の"Shock Pop! Venom Rock"バンド、原子力牧場の東京公演が2ヶ月続けて決定した。日本中でその独特の世界観に魅了される人が続出する要注目のバンドの幻のライヴがついに観られるぞ!

★Sazanami Label presents "サザナミナイト vol.26"
日時:8月6日 土曜日 OPEN 18:00 START 18:30
前売り2000円 / 当日2500円
出演:THE TON-UP MOTORS/ゴーグルエース/ザ・モーレツアタック40's/あなあくやまい/原子力牧場
DJ:aya,水のさとし(サロメの唇)
場所:新宿JAM

日本のインディーズの良心サザナミ・レーベルが自信を持って送る新人中心のオムニバス・イベント。新作をリリースするロッキン・ガレージTHE TON-UP MOTORS他楽しいバンドが集結。レーベルの社長にしてゴーグル・エースのVo/Gのカマチガク氏が原子力牧場のデビューCDを聴いて気に入り即決だったとのこと。

★原子力牧場・ファンシンちゃん合同企画ライブ
日時:9月18日 日曜日 OPEN 18:00 / START 18:30
前売り1500円 / 当日1800円 +1drink500円
場所:高円寺二万電圧

志を共にするバンド、ファンシンちゃん との合同企画。詳細未定だが楽しい企画を考慮中とのこと。

チケットをホームページから予約すると歌詞冊子「あとみっくす」が必ずもらえるとのことだから皆予約しよう。
さらにホームページで夏のイベントレターや限定夏BOXが当たる「夏イベント」も開催中。今すぐチェック!
原子力牧場HP

妙なもの
クルタリテララン
やって来る

今年の夏関東地方に異能放射能が拡散します。

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ロック天狗連―東京大学ブリティッシュロック研究会と七〇年代ロックの展開について知っている二、三の事柄

2011年07月13日 00時32分53秒 | 書物について

やたら長いタイトルの単行本だが、実はこの本は私が大学時代に在籍した音楽サークルの創始者にあたる先輩方が当時の日本でのロック状況をあくまでアマチュアの立場で描いた秀作である。

東京大学ブリティッシュ・ロック研究会、通称BR研が設立されたのは1973年、私は未だ小学生だった頃である。ベトナム戦争と学生運動が吹き荒れた後の空白の時代に思春期を迎えた彼らは欧米のロックに憧れ楽器を持ち、練習場所を学内に確保し、部員を集めて大学公認のサークルを誕生させた。その経緯や当時の英米ロックへの憧れ、そしてそれを自分たちでコピーし演奏することの喜び。あまたある「プロの」評論家や作家による1970年代ロック論とは全く違う大多数の「素人」の視点から書かれた日本のロック誕生物語。

5人の筆者は現在は大学教授やテレビ・ディレクターとして活躍している。そんな彼らの、そして私たちの青春時代を形作ったロックへの深い愛情は、いつまでも忘れることの出来ない鮮やかな記憶として心の中に残っている。ロック好きな人にはお薦めの一冊である。
ロック天狗連紹介

ラジオから
流れるリズムに
憧れて

私は当時BR研ではRajioというオリジナルのニューウェイヴ・バンドとアロエスミスというエアロのコピー・バンドをやっていた。

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なんかいい~ねごと「メルシールー」

2011年07月12日 03時56分14秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界

最近インターFMの邦楽コーナーで良くかかる曲、ねごとの「メルシールー」がとても心地よく気に入っている。バンドの経歴など詳しいことは調べる気もないし特に知りたくもないが、ビデオを観る限りではなかなか個性的で可愛い女子4人組である。もうすぐアルバムもでるらしい。チャットモンチーの次を担うガールズ・バンドだと思う。

最初聴いた時は
寝言言ってるのかと
思ったよ

今年のブライテスト・ホープの一つである。


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我が青春のアイドルよ、永遠に(今でも青春!)

2011年07月10日 00時52分55秒 | ラジオやテレビのこと

音楽に限らず美しい女性を見るのは目の保養になる。

私が最初に好きになったアイドルは桜田淳子ちゃんだった。小学校の頃である。山口百恵ちゃんが好きな弟と競って雑誌の切り抜きを集めたものだ。シングル盤「三色すみれ」は今でも大切に取ってある。



次に夢中になったのは石野真子ちゃん。中学生の頃。一緒にバンドを始めた友人が大場久美子ちゃんのファンで、よく本屋で「平凡」と「明星」を買って付録やグラビアを交換していた。この頃レコード屋でチャック・ベリーと真子ちゃんのどちらを買うか迷い、結局真子ちゃんのLPを買った、というエピソードあり。しかし長渕剛との結婚で急速に心が離れて行った。



その後音楽に熱中しアイドル熱は収まっていたが、就職してから一目惚れしたのが元おニャン子クラブの工藤静香ちゃん。レコード屋から布製の等身大フラッグをもらって来て寝室の天井に貼っていた。



その後好きになったのは釈由美子ちゃん。さすがに部屋にポスターを貼ったりすることはなかったが、写真集を密かに見て心弾ませていた。



さらに小倉優子ちゃんと深田恭子ちゃんにも惚れたね。

アイドルは
いくつになっても
夢の存在

最近個人的に再評価高まるのは吉田ももちゃん。


麻倉憂ちゃん(写真)は別の意味で捨てがたい。
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汲めども尽きぬジム・モリソンの奇蹟~The Doors「A Collection」

2011年07月09日 02時03分05秒 | ロッケンロール万歳!

ドアーズのLP/CDは正規アルバム/ブートレッグ共にある程度揃えた。ビデオも4種類くらい所有している。

今年7月4日、ジム・モリソン40周忌を記念してオリジナル・アルバム6枚の紙ジャケ・ボックスがリリースされた。音源は、ザ・ドアーズとオリジナル・プロデューサーであるブルース・ボトニックが、オリジナルのマスターテープ、さらにそのもととなったリダクション前のテイクにまで遡って、ひとつひとつの音を注意深く拾いだした“40周年記念ミックス”を使用している。しかもタワー・レコード・オンラインでは2661円というお得な価格だったので思わず衝動買いしてしまった。

正直言って紙ジャケの出来映えは日本盤の細やかさに比べるべくもないが、音の方はこれまで団子状になっていた各楽器の分離がとても良くなっていてまるで新録音かと思うほどだ。アメリカの60年代のカウンター・カルチャーを象徴するジムの歌声が死後40年経っても驚くほどの現実味を持って迫ってくる。特に後期の「LAウーマン」「モリソン・ホテル」がこんなにいいアルバムだったと再認識できたのは大きな収穫だった。

モリソンの
叫びと唸りが
今蘇る

この価格がいつまで続くか分からないので早めに注文した方がいい。

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不失者&AKRON/FAMILY@渋谷WWW 2011.7.6(wed)

2011年07月08日 00時23分20秒 | 灰野敬二さんのこと

6月はフランス、カナダ、スイスと海外ツアーに明け暮れた灰野さんの1ヵ月半ぶりの東京公演はアメリカのAKRON/FAMILYというバンドのオープニング・アクト。何と「不失者」としての出演だ。これは溜りに溜まった欲求不満を発散しに行くしかないと、チケット代は高かったが即予約した。予約した1ヶ月前の時点で整理番号100番。AKRON/FAMILYというのはそこそこ人気のあるバンドらしい。

いつも通り最前列を確保。周りはAKRONのファンばかりで、「前座が出るらしいよ」「なんて読むんだろう。”ならずもの”かな」なんて可笑しな会話が聞こえてくる。客層は20~30代中心でヒッピー/グランジ風の長髪に髭という人が目立つ。明らかに不失者目当てではない雰囲気。

そんなアゲンストな空気の中、メンバーがステージへ。ベースは工藤冬里さんではなくナスノミツル氏だ。ドラムは高橋幾郎氏。この編成のトリオは初顔合わせだと思う。不失者と静寂を混ぜたような布陣だが、「elle king」のインタビューでこの二つのバンドに違いはない、と灰野さんが語っていたので、これもまた不失者なのであろう。2段積みのマーシャルを2基、爆音でギターが叫びを上げる。ナスノ氏のプレイは静寂に比べてブツブツとアタックの効いたアブストラクトな演奏。幾郎氏はドラムのダイナミズムを普通のロックではなく独特のスネアの連打で創り上げる。灰野さんの歌は3・11以降明らかになった「いらないもの」への呪詛とその時代を生きる我々の魂への慈愛に溢れていて心に突き刺さる。サポートとはいえ90分に亘るステージはとても充実していた。後で訊いたら、70分のところを「まあいいや」と伸ばしてしまったとのこと。途中灰野さんがステッキを振り上げ指示を出す、かつての不失者のような場面があったり、フルートを吹いたりして飽きさせない。AKRON目当ての観客には少し刺激が強く長すぎたかもしれないが、温かい拍手と声援に包まれた。



AKRON/FAMILYについては殆ど予備知識はなかったのだが、ニューヨークのブルックリン出身の3人組で、一応g,b,dsなのだがそれ以外の楽器もこなし、3人ともヴォーカルを取る。アニマル・コレクティヴのようなフリー・フォーク・バンドと考えれば良いだろう。手拍子やシンガロングなど観客を巻き込んで展開されるステージは陽気な解放感に満ちていて初めて聴く私も楽しめた。曲調は覚えやすいパワー・ポップ。しかし次々に逸脱していくごった煮風が新世代バンドに相応しい。途中でgとbがガムテープを手に客席へ乱入しカオス状態に陥ったところへ、ステージに灰野さんが登場、ギターを掻き鳴らす。AKRONのライヴでは共演者や観客が一緒に演奏することがたびたびあるらしい。灰野さんを交えての狂乱の演奏は30分に亘った。

7月12日O-nestでの追加公演では観客になべかまを持ってこさせて一緒に演奏してしまおうという企画があるらしい。満員のWWWで展開された解放的なライヴはとても面白かった。



灰野さん
一月待った
甲斐がある

灰野さんは次は7月14日(木)東高円寺二万電圧で壊れかけのテープレコーダーズ企画に参加する。
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