おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「終わりの始まり」自民党

2009年09月29日 | Weblog

久々に朝寝してしまいました。
いつもは午前6時に起床するのですが、今朝は7時まで寝ちゃいました。
わずか1時間ですが、たまの朝寝、いいものです。

お山の天気はというと、ちょうど今、晴れてきたところ。
秋は雨が多くて、なんだかねぇ…

さて、
先の総選挙で、結党以来の大敗北を喫した自民党、その新総裁に谷垣禎一さんが選ばれた。
任期は2012年までってことだが、場合によってはそれまでに党が解体してしまい「最後の総裁」となる可能性もありそうだ。

国民的な人気があったという、枡添なにがしや都知事の息子、軍事オタク石破とか、与党であれば、総裁に立候補したであろうお方は何処へ行かれちゃったのか?
結局立候補したのは、昔の名前で出ておる谷垣さん、無名のあんちゃん西村君、党再生へ元気だけ十分の河野さんでは、どもこもならんじゃろ。

それでも、河野太郎が勝てば、まだ党再生の可能性もあったけど、もう無理。
諸外国でも与党から野党に転落し、その後、党そのものが消滅した例は枚挙に暇がないことになっておる。
元共同通信の敏腕記者にして、現TBSのキャスターの後藤氏によれば「10年以内に党消滅の可能性もありえる」のじゃ。
「ごもっとも!!」なことでござります。

谷垣総裁で、自民党がさっぱり清新なイメージにならないのには、訳がある。
いわゆる「派閥長老の意向」を谷垣さんの背後に感じるからなのじゃ。
与党でまだ元気だったころの自民党なら、長老、派閥の長が誰を総裁にしようが、だれもがひれ伏した。

野党に転落した今は、「長老に支配される野党って何?」って話だ。
こんなことでは、谷垣総理の下で闘われる来年7月の参院選、民主党の大きな敵失でもない限り、大敗は必定ってことになっておる。
ちゃんとした2大政党制が必要なのに、どうやら「自民党は解体、解党」へむけてまっしぐらってことなのじゃ。

困るなぁ、こういうの…
新たな保守政党の登場を待つしかないのかねぇ、、、