午前5時半を回ったところです。
雪は降っておりませぬ。
気温はただいまマイナス10度だけど、日中はプラス5度まで上がる。
なんとはなし、きのうきょうは春の気配だ。
そんなこんな、
ピーカンとなったきのう午後、そそくさと支度してスキーに行きました。
午後にスキーなんて、この30年ほど行ったことがなかったけど、あまりにいい天気だったので出かけたのだ。
上の写真はきのうニセコアンヌプリのピークから撮った羊蹄山。
スキーをつけてリフトを乗り継いで、1番上の第4リフトへ到着したのは1時20分ごろ。
写真の場所でスキーを脱いでザックに装着、ツボ足で登山を開始した。
ゲートの入り口では、パトロールの人が「まもなくゲートを閉めますよ~」というからびっくり。
午後1時30分にゲートを閉めるとかで、ギリギリ間に合ったのですが、こんな早くにゲートを閉じたのはなんで?
雪崩の危険でもあるのかしらん、などと思いながら、ワシワシ登りました。
おぢがラストかと思ったら、ボードの若い女性二人が後ろから登ってきた。
ニッコリ笑顔をみせて、サラッと追い越し、あとはどんどん離されていく、、、
水戸黄門の主題歌「♪あとから来たのに追い越され~」をふと思い出す。
明治・大正の女性のように「お願い、待って!!」とも言えず、まもなく70歳のおぢ、孤独なハイクアップとなりました。
ハアハア、ゼイゼイ言いながら、途中何度も休憩し、30分以上かかって、ようやく山頂へ。
持参した水を飲んで、一服してから「ドロップイン」
な~んて言うとカッコいいのですが、実際の滑りはヨレヨレだった。
なにせそこら中が滑り倒されていて、コース外は荒れに荒れておる。
ノートラックの深雪だと、ふあふあ落ちていく感じで楽しめますが、荒れた斜面は実にしんどい。
足にくるし、転倒もしやすい。
転んだら、ずぶずぶ埋まって起きられないし…
そんなことで、山頂からの滑りも、ハアハア、ゼイゼイ、休み休みだった。
今回の目的は、山頂に登って写真を撮ってくることでしたから「まいっか!」とは思いましたけどね。
なんのことはない、本人の「元気と気力」を確認するためのピーク登山なのでした。
さて、
東京オリ・パラ森喜朗会長の後任とされた川渕三郎さんですが、反発の声があって、この話は消えたそうな。
言われてみれば、辞める人が後任を決めるのでは、今後も影響力を残すわけですから「なんだかなぁ~」ってことになる。
「手続きの透明性を世界が見ている」ってことだ。
「後任は川渕三郎さんってことで、異論などあろうはずがない」と書いたおぢ、恥ずかしいワン。
今回のすったもんだで東京オリ・パラなんぞ、「もうどうでもいい」って思えてくる。
かつての東京五輪のような熱気と盛り上がりを、21世紀も期待したのがそもそもの間違いかもしれませぬ。
ムリヤリ1年先送りし、いまは無観客開催も視野にあって、会長の差別発言に、次の会長も依然として決まらないのが東京オリ・パラだ。
残念至極な東京五輪、ニッポンのいまを象徴する、成り行きとなり果てました。
朗報はワクチン第1便の到着だ。
ですが、この先も順調に届くってのも、想像しにくいなぁ~