おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

大震災を経て「オール電化」のリスクを知ったと思ったら…

2025年02月24日 | Weblog

まもなく午前7時になるところ。

ちらちら雪が降ってます。

気温はマイナス6度。

きょうは曇り昼過ぎから晴れの予報で、最高気温プラス1度の予想だ。

さて、

きのう朝のテレビをボッーと見ていたら、電気代の高騰で支払いが月額12万円と聞いてびっくり。

これが一般家庭という。

しかもご当地管内で、いまも「オール電化」の家があると放送していて二度ビックリ。

あれこれ事情があったのか知らんけど、極寒の北海道で、なんでオール電化を選択したのか、おぢ的にはわけが判りません。

2011年、あの東日本大震災で、福島第一原発が津波で完全にアジャパーとなり、原発の安全神話が崩壊した。

そして2018年の北海道胆振東部地震で、道内はブラックアウトして、夜は全道真っ暗闇になった。

この時は幸い夏だった。

もし再び、北海道ブラックアウトが冬期間に1週間あったら、オール電化の家庭では凍え死ぬのだよ。

そんなことを考えずに電力会社か建設会社か知らんけど、口車に乗ってオール電化するなんて…

家庭における「危機管理」ができてないジャンって話だ。

我が家が薪ストーブを使っているのもそれなりに理由がある。

薪ストーブは停電でも暖を取れるのよ。

リスクを避けるためにはオール電化ではなく、分散しないと万一の時に困る。

もし、自宅で賄うのだけの自家発電が可能で、もしもの時は電気を買うことができるシステムなら、オール電化も悪くはない。

これなら電気代を気にすることなくオール電化でいい。

ですが、

あれこれ事情があったか知らんけど、電力会社一本に頼って行うオール電化は、北海道では命に係わる大リスクを抱えることになるのだと申しておきましょう。