グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

強風体験

2013年04月16日 | ツアー
こんにちは、ユカです。
先ほど、イランでM7.8(USGS)の地震があったというニュースを知りました。
このあたりもプレート境界付近ということです。
さっきまで、ジオパーク研究会の座学「南海トラフ巨大地震と津波」を聞いていただけに、普段から自分たちの足元を知る、ということは、防災・減災上、とても大切なことだと改めて思いました。

さて、昨日・一昨日と(14・15)フルコースのガイドがありました。
といっても私は同行で、ひたすら勉強中です。
ガイドは柳場でしたが、カナさんとはまた違ったガイドで、とても勉強になりました。
ぜひ他の方のガイドも行ってみたいなあ・・・。

ということで、1日目は曇り空、強い南西の風の中、お鉢まわりをし、さらに表砂漠を水たまりまで下る、というコースでした。

そして2日目、絶対外せない!とゲストの方が楽しみにしていた裏砂漠に繰り出しました。


その前に桜株を見て、石の反り橋に立ち寄りました。
こういう鬱蒼とした茂みの中が苦手なゲストの方。私もどちらかというと苦手です。


それでも、こんなにかわいいカエルを発見してくださいました。
実は気持ちよく眠っていたところを、起こされて、寝返り(向きを変えるだけ)を打っている途中のカエル君です。


「月と砂漠ライン」の途中、アオダイショウが道を塞いでいました。
冬眠から覚めたばかりのようで、やせています。それでも全長160cm弱ありました。
柳場はものともせず持ち上げます。ひゃー!!


櫛形山に向かう途中。なんとものんびりした風景です。おだやか、おだやか。


それが一転!これだけでは強風加減が伝わりにくいと思うのですが。風に乗って歩けるという、不思議体験まで!一人タイタニックもできます。


そして筆島。私は10年ぶりに訪れます。
ここで筆島おもしろ写真撮影会。わたしがずっとカメラマンだったのですが、これは撮っているほうがかなり楽しいです。


その近くの公衆トイレ付近の地層です。地層に落書きなんて!!許せません。削るとなくなるっちゃ、なくなりますが。


海岸も見たいとのことで、「砂の浜」も行きました。


そこで見つけた不思議なもの。浮き袋?と思い私も触ろうとし、ゲストのお一人も触りかけた瞬間、柳場から「危ないから触らないで!」の一言。
「カツオノエボシ」という危険なクラゲでした。
死んでいても危ないとのことで、無知な私だけじゃなくて本当によかったと思いました。
何が危険かも理解しておかないといけないと、大いに反省です。

強風を中心に伊豆大島の火山を体感したお二人。
どれだけ強風の中にいても、キラキラ・スコリアを探し続けたお二人。
伊豆大島をまるっと体感していただけましたか?

(ユカ)

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする