グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

何でもありの空

2020年09月08日 | 今日の大島
11月はじめに予定しているモニターツアーの講師の方から依頼された“あるもの”(石です)を調べに「砂の浜」に行ってきました。

台風10号の影響で海が大荒れだったので「どうなっているだろう?」と思って海岸に出たところ…

以前散乱していたゴミは、ほとんどなくなって美しい砂浜が再生していました。

早速、別の場所から流れ着いたと思われる白い石を見つけました。

縞模様も入っていて、なんとなく『顔』に見えなくもないような…?

黒い砂の上なら、さぞかし映えるだろうと思って置いてみたのですが…

なんだか海の向こうの雨が気になって、落ち着きません💦

白のモクモク雲、青空、雨(右の海の上に見える黒い筋)…

何でもありの空だ〜!!

海からは、暖かい湿った風が吹いてきて…

雨の匂いが、運ばれてきたように感じました。

目の前は、黒と白とグレーのモノトーンの世界。
そして聞こえるのは、波が砕ける音と風の音。

…なんとも、言えない迫力がありました。

だんだん迫ってくる雨に、さすがにUターン。

石探しは、また日を改めることにしました。
(砂の上の足跡、私のです)

夏の海岸を飾っていたハマゴウは、花が終わって実ができていました。


背後の雨が、どんどん近づいてきます。

植物たちは、雨を待っているのかなぁ…。

ギリギリセーフで車に戻り、雨雲の様子を調べたら…

なるほど…この真っ赤に塗られた雨雲が、南西側から近づいてくるのを見ていたのですね😅
これは逃げ帰ることにして正解かも!

この後、土砂降りの雨と稲光の中で車を走らせ、家に着いたら、まもなく青空が広がりました。

(かな)

コメント
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