グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

国立科学博物館企画展「WHO ARE WE」

2022年09月14日 | その他
定期的な病院受診で東京に出た際、空いた時間に駆け足で国立科学博物館の企画展を覗いてきました。

森林インストラクター東京会のメール情報で 「美術手帖」の記事を見てから、「見にいきたい!」と思っていました。

大きな剥製以外は、全て箱の中に収められていて、引き出しを開けると続きが読めるようになっているという、かつて私は見たことがない展示方法。((企画展の紹介動画はこちらから


入り口を入ってすぐの場所にあった、シンプルだけど興味をそそられる短いことば。

そして、最初の引き出しを開けると…

3億年前の親戚! なるほど、親戚なのですね〜😂

「名前の群れ」という箱の中には

「え! こんなにたくさん?」と驚かずには入られない、哺乳類の名前を書いた名札、名札、名札!

でも、他の生きもの(植物や昆虫など)に比べると、哺乳類の種類がいかに少ないかを、「丸」の大きさで実感できる引き出しもありました!


「ひとつとして同じものがない角!?」と思った後に

一生はえ続ける牛の角と、1年で抜け替わる鹿の角の違いの説明が引き出しに。

「本当に、ずいぶん違うんだな」と納得しました。

部分をクローズアップした画像で、細部をよく見ることの面白さを実感した後には

毛の構造の展示があって、

「なるほど! だから白熊は寒い場所で生きられるんだ!」と感動しました。

シマシマのデザインを、楽しんだ後は

「シマウマは、なぜシマシマなのか?」という問いへ。

「諸説あるが、正解はシマウマにしかわからない」という説明が面白く

「諸説」の内容も、わかりやすく紹介されていました。

たんなるネズミとモグラの剥製の展示ではなく

生きものに対して尊敬の気持ちが湧いてくるメッセージ!


他にも「あげるともらう」、「どこかで関係」、「ずば抜ける」、「なぜだろう。わからない。だから考える。だからおもしろい」などの言葉と、わかりやすく身近に感じる説明で、気がついたらあっという間に1時間が経っていました。

そして最後のメッセージ…「WHO ARE WE」より剥製の大切さの方が印象強かったけれど、全体がとても面白かったです。

いっぱいありすぎて、内容の一部しか紹介できないのが残念です😢

最後にチラシ文章の紹介です。

展示期間が残り少ないですが、可能な方はぜひ見に行っていただきたいです❣️

(かな)
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