グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

アマツバメとリボン状火山弾?

2022年09月27日 | ツアー
昨日は、お母さんと大学生の息子さんとで、裏砂漠に行ってきました。

前々日の大雨が嘘のような良く晴れた日で、道の水たまりもほとんど無くなっていました。
(川になった道を歩いた記憶が鮮明に残っていたので、伊豆大島の地面の水はけの良さを改めて実感しました)

歩き始めてまもなく、息子さんから「これなんですか?」と質問があったののが

これ!

タワシのような根を伸ばしながら、巻きつく相手を探していたツルマサキです。

「本物のタワシとして使えるのでは?」と思うような手触りが素敵だったので、アップで撮影(笑)

「いつか森になる道」では、ススキがどんどん花を咲かせ、独特な香りが漂っていました。(甘い匂いと言うよりもワラの匂いに近いような)

花粉を入れた俵型の黄色いオシベと、コップ用のブラシのような透明なメシベが伸びています。

「赤いオシベは一体何なんだろう?」と今回も話題になりましたが、相変わらず未解決のままです💦

シャラシャラと風に揺れるオシベが綺麗だったので『ポートレート」で撮ってみました。

😊

目の前には、

たくさんのトンボが飛び交い、続いてアマツバメが現れました!(どちらも動きが早すぎて、まともな写真が撮れません💦)

アマツバメはどんどん数が増え、100羽以上(数100羽かも?)の大群になり、私たちの頭上高くを、鳴きかわしながら飛び交っていました!

あまりの数と、飛ぶスピードと、カッコいいブーメランのような姿に見惚れっぱなしでした。

ジオロックガーデンに入ってからも、まだツバメが飛んでんいたので、空ばかり見上げてしまう我々でした。(笑)

「溶岩とツバメ」という写真を撮ろうと四苦八苦。

😅

さてさて、たっぷりツバメのショーを楽しんでから、裏砂漠に向けて歩いていたら、こんどは足元に、こんなものを見つけました!

きれいにヒビが入ったリボン状火山弾(溶けた溶岩が引き延ばされてもの)?
私は今までここで見た記憶がないのですが、大雨や風で周囲の小石が削られて、地面の下から出てきたのでしょうか?

(それとも私が気づいていなかっただけ??)

この日は風が弱かったので、櫛形山の稜線に生えているハチジョウイタドリのそばに座ってティータイムの楽しみました。

もっと低い位置のイタドリには、葉も花もついているのに、ここは一度ゼロになってから生えてきたと思われる小さな若葉だけ。

常に強い雨風にさらされるこの場所で生きるのは、大変だなぁと思いました。

この日は帰りに樹海の中も歩き、そこでも「おお!」と思う風景に出会ったのですが、長くなるのでまた明日報告します〜😊

(かな)
コメント (2)
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