愛知県森林公園の湿地で見掛けたハッチョウトンボ(八丁蜻蛉)だ。日本最小のトンボだそうで、おそらく世界でも最小の部類に入るトンボだと言われている。何ぶんにも小さいので、目を凝らしてよく見ていないと見逃がしてしまうほどだ。望遠レンズで撮ったので大きそうに見えるが、体長は2cmもないくらいだと思う。1円玉の直径が2cmだから、それと同じくらいだろうか。直径2.4cmの10円玉には全体が隠れてしまうだろう。鮮やかな赤い色の方が雄で、黒褐色に淡黄色がかった白い縞模様がある方が雌だ。
名前の由来には諸説あるようだが、現在の名古屋市東区矢田町から千種区に至るあたりと推定されている「矢田鉄砲場八丁目」もしくは「矢田河原八丁畷」で江戸時代に最初に発見されたことによるそうだ。プロ野球・中日ドラゴンズの本拠地があるナゴヤドームのあたりだろうか。矢田川が近くを流れており、現在もこのあたりには「谷」とか「坂」、「浪」や「田」、「野」とか「萱」といった漢字が付いた地名が多いことからも、昔はこのあたりにはトンボが棲息できる広大な湿地帯が拡がっていたのだろう。今ではその面影はなくなってしまっている。



ハッチョウトンボとは直接関係はないが、同じ湿地で咲いていたコバノトンボソウ(小葉の蜻蛉草)だ。この花も非常に小さく、ややピン暈け気味ではあるが、同じ“トンボ”関連でついでに載せておこう。


名前の由来には諸説あるようだが、現在の名古屋市東区矢田町から千種区に至るあたりと推定されている「矢田鉄砲場八丁目」もしくは「矢田河原八丁畷」で江戸時代に最初に発見されたことによるそうだ。プロ野球・中日ドラゴンズの本拠地があるナゴヤドームのあたりだろうか。矢田川が近くを流れており、現在もこのあたりには「谷」とか「坂」、「浪」や「田」、「野」とか「萱」といった漢字が付いた地名が多いことからも、昔はこのあたりにはトンボが棲息できる広大な湿地帯が拡がっていたのだろう。今ではその面影はなくなってしまっている。



ハッチョウトンボとは直接関係はないが、同じ湿地で咲いていたコバノトンボソウ(小葉の蜻蛉草)だ。この花も非常に小さく、ややピン暈け気味ではあるが、同じ“トンボ”関連でついでに載せておこう。

