キッコウハグマ(亀甲白熊)は葉の形が五角形で亀の甲に似ているのが名前の由来だという。直径が1cmくらいしかない小さく可憐な花だ。“風車”のように見える花は、よく見ると3枚の花弁の先端が5枚に裂けて分かれているので、細長い花弁が15枚あるように見える。花弁が開かない閉鎖花のまま咲き終わるのが多いそうなので、いつでも見られる訳ではないらしいが、薄暗い湿った道端で生えていても、群生して咲いていないと、草丈が低く細いし花も小さて目立たないので通り過ぎてしまうことが多い。この画像も、いったん通り過ぎてしまった後で、帰り道に見付けて撮ったものだ。
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