ミミカキグサ(耳掻き草)は、湿地や湖岸などの水辺に自生し、地下茎にある捕虫囊でプランクトンなどの小さな動物を捕まえて栄養にしている食虫植物だ。これは1ヶ月ほど前に岐阜県土岐市の「陶史の森」で撮った画像だが、今ではもう花は終わっているだろう。花が咲き終わった後に上下二枚の萼片が種を包むように合わさって残るが、これが耳掻きのような形になることが名前の由来だそうだ。花茎は短く花は数ミリくらいしかない小さな植物で、それが水辺に生えているのだから、俯せどころか座り込むこともできず、中腰のまま写真を撮るのに一苦労であった。
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