我が地域の鎮守の森では、檜の樹皮(檜皮=ひわだ)の採取がされています。
檜皮は、神社の屋根など歴史的建造物の屋根材に使われています。
岡山県であれば、昨年50年ぶりに吹き替えられた吉備津神社が有名ですね。
「原皮師」と呼ばれる専門職人が、ロープ一本で腰に付け、木にスルスルと上がっていき幅15cm、長さ3mくらいに剥いでいきます。
檜は、樹齢80年程度の皮を剥いでいきます。
一度剥がすと、8~10年に一度剥がして行けるそうです。
文化財修復に欠かせない檜皮ですが、きつい仕事で危険なため専門に採取する職人の減少や産地の縮小で慢性的に不足しているとのとこです。
岡山県には檜皮採取に適した檜の人工林がかなりあり、全国で10本の指に入ります。
我が地域は、ひのき林の保護や技術者育成のため「ふるさと文化財の森」として」全国で始めて選ばれました。
場所は3カ所、広さは12haもあります。
樹皮を剥がされた檜を見ると、真っ赤な肌をさらし、何か痛々しく見えます。
でも自分の薄側を剥ぎ、日本の大切な文化財を守るために凛と立っている檜を見ると誇らしく思えます。
檜皮は、神社の屋根など歴史的建造物の屋根材に使われています。
岡山県であれば、昨年50年ぶりに吹き替えられた吉備津神社が有名ですね。
「原皮師」と呼ばれる専門職人が、ロープ一本で腰に付け、木にスルスルと上がっていき幅15cm、長さ3mくらいに剥いでいきます。
檜は、樹齢80年程度の皮を剥いでいきます。
一度剥がすと、8~10年に一度剥がして行けるそうです。
文化財修復に欠かせない檜皮ですが、きつい仕事で危険なため専門に採取する職人の減少や産地の縮小で慢性的に不足しているとのとこです。
岡山県には檜皮採取に適した檜の人工林がかなりあり、全国で10本の指に入ります。
我が地域は、ひのき林の保護や技術者育成のため「ふるさと文化財の森」として」全国で始めて選ばれました。
場所は3カ所、広さは12haもあります。
樹皮を剥がされた檜を見ると、真っ赤な肌をさらし、何か痛々しく見えます。
でも自分の薄側を剥ぎ、日本の大切な文化財を守るために凛と立っている檜を見ると誇らしく思えます。