山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

お伊勢参り ②

2009年01月15日 | ロハス
  


           皇大神宮map                 皇大神宮 (内宮) 宮城図
 

           

   木々の間から神々しい陽が差し込んでいました    皇大神宮 本殿


内宮を廻る頃になると多くの参拝者で一杯になりました。

木々の間から、我が山の神の楽長には、神聖な御光がサンサンと降り注いでいました。

伊勢神宮は、神様がおられるところは常に綺麗にしておかなければならないのと、建物の技術を継承するために20年に一度社を建て直します。

今回は、平成25年に行われます。

既に平成17年からその準備が行われています。

1300年も前から行われていますが、伝統を伝えていくための方法をよく考えたものです。

現在も毎年600万人もの参拝者がおられるそうです。

中世の戦乱の影響で領地を荒らされ、式年遷宮が行えないほど荒廃していたため、その伊勢神宮を建て直すため、神宮で祭司を執り行っていた御師は外宮に祀られている豊受大神に目をつけ、農民に伊勢神宮へ参拝してもらうように暦を配るなど各地へ布教するようになったそうです。

参拝者は道中観光しつつ、伊勢では代参者として皆の事を祈り、土産として御祓いや新品種の農作物の種子、松阪や京都の織物などの伊勢近隣や道中の名産品や最新の物産(軽くてかさばらず、壊れないものがよく買われた)を購入されたそうです。

こうして作物の種や農具が全国に普及していったんです。