山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

凝煎飴

2009年01月17日 | 食品・材料・料理

自給自足の中で調味料「さ」、「し」、「す」、「せ」、「そ」の砂糖、塩、酢、醤油、味噌に挑戦しています。

自給生活のための第一歩は「お米」作りでした。

お米が出来たら「お味噌」を作りました。

次に挑戦するのは、「醤油」の予定だったんですが、一寸小休止。

お砂糖の作り方を調べているうちに、お米から「米飴(凝煎飴)」、そうです「甘味料」が出来る事が分かったのです。

今までは、サトウキビ、てんさい等手元にない材料ばかり調べていましたが、灯台もと暗し、自分が作っている無農薬・無化学肥料「餅米」が原料で出来るんだったんです。

そこで待望の昔懐かしい凝煎飴を作りました。

材料は、餅米と麦芽と水だけです。

餅米を炊飯器で炊き、水を入れお粥のようにします。

50~60℃に温度を6~7時間保ちます。

炊飯器を保温にして保ちます。

時間が経つとデンプンが分解されサラサラになってきます。

サラサラの凝煎の元は優しい甘みで一杯です。

最後に布袋に入れて絞ったら、鍋に入れて煮詰めます。

「泡」を救いながら中火で飴状に成るまで煮詰めたら出来上がり。

今回は、早く食べたくて、煮詰め方が少し足りていません。

でもね、ちょっとなめてみると昔懐かしい凝煎飴の味でした。

昔は、母乳のでがよくなるとか、咳止めや喘息などに重宝されていたそうです。