ダンプでコンクリートを降ろすと人海戦術でならしていきます。 タッピングしたら金鏝押さえ(全部素人の作品です)をします。
コンクリート打説後は、滑り止めの刷毛引き仕上げです。
どうですか? 長いでしょう!
今冬には水路の改工事を住民総出で行いました。
引き続き今回は、稲刈りに備え、農道のコンクリート舗装です。
行政で農道整備してもらえばよいのですが、なかなか順番が来ません。
我が町では、行政が出来無い場合、住人が人件費を負担すると、材料費の一部を支給してくれる制度があります。
人件費は、勿論住人が直接施工をするのです。
今回は、延べ長さ約200mあまりの施工です。
暑い中、大汗をかきながら、朝8時から夕方までの作業でした。
大変な作業ではありました。
考えてみれば、街では各住戸の前までアスファルト舗装がされています。
しかし、農作業に必要な農道は、なかなか舗装はされていません。
中山間地域では、坂が多く狭い道が殆どです。
雨が降ればぬかるみ、流れる水で道路は浸食され、デコボコだらけの道になります。
この道は、私が借りているたんぼへの道ですが、急な坂道で幅の狭い道で、軽トラックを2回も水路に落とし、皆さんにその度に助けていただきました。
これからの事を考えると大変ありがたい事です。
高齢化していく中、次の世代につなげるにしても道路や水路を整備する事は不可欠です。
道路の舗装された事での事故防止、素堀水路がコンクリート製になる事で無駄な水の使用が防ぐ事が出来るようになります。
今年のようにゲリラ雨が降り道が滑ったり、池の水が少なくたんぼに水を貰えないときは、つくづく「よかった」思いました。