山の自然

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元気イッパイ!

2019年05月30日 | 食育
保育園での稲作り。

保育園での中では?

ゼロ歳児から年中さんの四歳児まで、自分たちは出来なくても年長さんがやっていることはよく見ています。

稲づくりを初めて十一年目。

長い子供は、四年間見てきました。

小さいながらも、年長さんになると出来る一大行事だと思っているよう。

今年も、年長さんが籾まき用に田んぼ土を耕している姿を目をこらせてみています。

四月になり保育園を訪れると、「お米の先生だ!今年はできるよ!」と駆け寄ってきます。

こんな声を聴くとこちらもムズムズとしてきます。

うれしいですよね。


一方、保護者のお父さん、お母さん方は?

こちらからも嬉しいお言葉が。

今年も、籾をペットボトルに水を入れ芽を出すため家に持ち帰りました。

毎日水を替えて様子を見てもらうように子供たちに話をしています。

念のために、保育園から水替えの仕方についてチラシを渡し見守っていただきました。

お父さん、お母さんたちに対し、手をおかけするかと思っていたのですが・・・。

「いえ、いえ、まったく手はかかりませんでした。」と。

何で???

籾の小さなお父さん、小さなお母さん達、「毎朝、何時もより早く起きて、かえって助かりました。」と、規則正しい生活が出来たようです。

小さなさなお父さん、小さなお母さん達、立派に役割を果たしていました。

籾蒔きの日に出向くと、「見て、見て。」とペットボトルを持って来てと、「ぼくのあかちゃん、わたしのあかちゃん大丈夫でしょ!」と。

籾を蒔いた後も、どうなるのか興味津々。

「毎日朝登園したら挨拶してあげてね。元気に大きくなれるように見守ってね!」と言うと、「はい!」と大きな声が返ってきます。


小さな一粒の籾さんですが、いつのまにか小さなお父さん、お母さんの背を超えることになるのですが、さあ、これからどうなるかな?

たのしい、たのしい、お米づくりの始まりです。

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