蓋を開けると、「プーン」といい匂いがします。
美味しそうな匂いですね。
園長先生が、しゃもじで混ぜます。
「ちょっと検食します。」と園長先生。
「うん、大丈夫。美味しく炊けてまーす。検食OK。」
これで食べることが出来ます。
炊きあがったご飯をゆりわに移し、教室でお握りを握りまーす。
わけたご飯は、各クラスへ運びます。
小さなクラスは、先生が握ってもらえます。
年長さんは?
先生が、ラップの上にご飯をのせると一人ずつ握っていきます。
園児たち、楽しそうに握っています。
ボールのように丸いお握り、三角に俵型。
女児は、ハート形も。
おかずのヒジキで眉毛を、グリーンピースで目を、人参で口を作る子も。
自分で握ったお握りはまず最初に「パクリ」。
給食を全部食べた園児は、先生に「おにぎりお替り!」と。
いつもは、残す園児もいるそうですが、おにぎりパーティーの日は、食欲旺盛。
「みんなどうしたの?」と聞くと、「だって僕たちが育てたお米さんだも。」、「家のご飯よりおいしいもの。」と。
今までであれば、握ったお握りは、園庭でみんな輪になってお米作りの話をしながら食べていました。
私は、参加できませんでしたが、園長先生たちが「私からの指導でお米作りをしました。」と伝えてくれていました。
そのお礼に、園児たちが自分の顔を書き、お礼の言葉を書いたカレンダーを送ってくれました。
早く、コロナウイルスが治まり、園児たちと一緒にしたいものです。
籾を水に入れ選別してから約半年かけての作業でしたが、楽しみながらのお米作り。
初めての事ばかりでしたが、みんなで協力して作業したこと、いい経験になったようです。