山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

バイキング

2009年08月14日 | ロハス
梅雨も上がらない間に、暦の上では「秋」になってしまいました。

山も早いところでは、今月下旬から稲刈りが始まります。

ピーチク、パーチクなにやらスズメさんの声がしています。

ちょっと耳を澄ませて聞いてみましょう。

「山の上のレストラン」?


店長 さあ、いらっしゃい、見ていらっしゃい!

   今日のランチは何にしますか?

   このお店は「レストラン 山の上」、バイキングで食べ放題だよ!
  
   何があるって?

   一番早くできるのが、「あきたこまち」だ。

   もちもちとした触感は、「コシヒカリ」。

   良くかめばお餅になるのは「ココノエモチ」。

   最高級品は、耕さない田んぼで作った「トヨサト」だ!
   
   時間無制限!入れ替え無し。

   早い者勝ちだよ!!!

   どうだい?

   美味しいだろ。

   早く食べなよ。

   早くしないと、たんぼの「とっちゃん」が来たとき、全部食べていると逃げないと怒られるからね。

   あんたのたんぼじゃないのかって?

   えっへへへ。

   実は、「toto」さんのたんぼなの。

   でもね、僕たちが全部食べたら怒られるけど、孫が食べる「茶碗」一杯ならおこられんのよ。

   お天とうさまからの贈り物としてお裾分けをして貰えるのよ。

   みんな仲良くしたら、「喧嘩」は起きないものね。

   人間は、「戦争」ばかりしているけど・・・。


連日

2009年08月13日 | 農業
 

台風の影響で雨が降りましたが、お陰で草は元気いっぱい。

ここのところ、連日の草刈りに明け暮れています。

ここは、今年一番に稲が元気な田んぼです。

除草機で縦・横押しました。

さらに、田んぼの中をはい、草を田んぼの中に埋めていきました。

それが効いたのか、沢山草があって、沢山埋めたところは、稲の色も濃い異様です。

草刈りの次期のタイミングが良かったようです。

毎年穂の長さが、割と揃うのですが、今年は背の長い苗と短い苗と違いがよく分かります。

今回の草刈りした草を入れてやりたいのですが、穂が出だし、花が咲き始めたため出来なくなりました。

なぜって?

花が咲き始めたときに入ると籾同士がすれる事により、充実したおこめにな裸無くなります。

田んぼの住人

2009年08月12日 | 自然
稲さんが一生懸命に赤ちゃんを育んでいるこのころ、田んぼには沢山の住人が同居しています。

一番多いのが、カエルさんです。

 

バッタさんもいます。

 


トンボさんもね。



くもさん、いもりさん、稲さんの葉っぱを食べている青虫さんも。

色々な仲間達が、共同生活をしています。

当然、食うか、食われるかですが・・・。

その時の天候、時期で少しでも生き残り、子孫を残すよう自然を感知しながら。


畦の草刈り

2009年08月11日 | 農業
    

このところの雨が多いせいか、畦の草も旺盛に生えています。

雨が多いと「いもち病」が蔓延すると言われています。

また、虫たちも草から稲に渡って来て、悪さをし出します。

穂を出だしたこのタイミングで、畦の草刈りを行います。

草を刈ると風が通って、稲さん達もとても気持ちよさそうです。

虫さん達も稲さんの所へは直接行けません。

虫さん達も草が大きくなる2~3週間程度は、おとなしくしてくれるでしょう。

後は稲刈りまで草刈りをしなくても何とかなるかな?

耕作放棄地?

2009年08月10日 | 農業
    

今年の田植えは、大変でした。

水を水を溜める事が出来ず、とうとう一番大きな田んぼの田植えが出来ませんでした。

田植えが出来た田んぼの水と草刈りを主に管理をしてきたため、この一番大きな田んぼは、耕作放棄地の状況になってしまいました。


大切な田んぼをお借りしているのに、今年は稲の代わりに草たちがびっしりと生えてきています。

お盆までには綺麗に刈らねばと二人で延べ5時間余りかかって刈りました。

まだ、畦と法面が残っています。

無用な草に見えますが、来年のために栄養を作ってくれているのかな?。

この世に不必要な物はないのだからと。

胎児

2009年08月09日 | 農業
  


このところ雨が良く降ります。

今年の稲作りには雨は必要ですが、あまりにも降らなく困りました。

遅れた梅雨は、まだ続いている?

本当なら、太陽の日差しがサンサンと降り注いでる時期なのですが・・・。

稲の茎の中には、既にお米の赤ちゃん達が大きくなっていました。

茎は、一杯大きくなって、いつ穂を出し、いつ花を咲かせようか情報収集をしています。

昨年は、8月半ばあたりから花がさきはじめました。

可哀想ですが、お腹の大きくなった茎を一本持ち帰ってきました。

カッターナイフでお腹を切開して中の穂を出してみます。

既に穂の形が出来ています。

歩数を数えてみると、60粒余りです。

分けつの仕方も遅く、例年の6割程度です。

早くカンカンでりの夏になって、しっかりと穂の中に栄養を送り込んで成熟してもらいたいものです。

今年の収穫はかなり厳しそうです。







せみ

2009年08月08日 | 自然
梅雨が明けたら、とたんに夏真っ盛りです。

気の木陰に行けば、「シャシャシャ…」や「センセンセン…」なんとも表現がしにくい声がします。

「クマゼミ」です。

何処を見ても、聞いても「クマゼミ」ばかりです。

私たちが子供の頃は「アブラゼミ」ばかりだったのに。

どうしてこうなったのでしょうか?

温暖化により、南の暖かい地方にいた「クマゼミ」が、北上して来たのか?

野鳥たちに食べられてしまったのか?

何本か気を覗いて探してみると、いました、いました。

何年ぶりに見たでしょうか。

懐かしい姿です。

子供時代には、「クマゼミ」が捕まえたくて追いかけていましたが、今は反対で一生懸命に「アブラゼミ」を探しています。

7~8年もの間、土の中で育ち成虫になる事に専念し、地上に出てきたら僅か1~2週間で一生を終えてしまいます。

それでも懸命に生きています。

人間の勝手で住みにくい世界になっても、何一つ文句を言わず生きています。

環境の良い地球を、次の世代に残してやりたいものです。

ゲリラ雨

2009年08月07日 | 自然
  

今日の天気予報は、曇りでしたが、午後3時過ぎから空模様が急におかしくなってきました。

にわかに西の空が黒くなって、我が家の方へ雲が流れてきます。

楽長とあわててイタリアントマトの収穫です。

「急げや、急げ」と行っている内に、「ガラガラ、ドドッド~ン」と大きなカミナリ音が。

カミナリの成る間隔が短くなって、かすかな音が聞こえます。

とたんに「バシャ、バシャ」といったかと思った瞬間、大粒の雨が降り出しました。

飛んで小屋に戻りましたが、服は「ビショ、ビショ」。

子供に電話すると、町は35℃を越え、晴天との事。

今年の雨は、シトシトでなく、バケツをひっくり返す様な「ゲリラ雨」ばかりです。

自然界は、人間に何か忠告をしているのでしょうか?

車検

2009年08月06日 | その他
軽トラを車検に出して一週間が過ぎました。

車検が通ればよいという事でお願いしたのですが、なかなか満身創痍の体のようです。

ブレーキは、まだパットの厚みも充分、これは良かったのですが・・・。

プラグもプラグコードも寿命が来ていました。

マフラーには、亀裂が入り取り替えに。

その後ろに付いているCO2感知器もおしゃかに。

そのお陰で、多い目の濃いガソリンが流れ、エンジンが加速時に息つきをするような状態になっていたようです。

しかし、多い目の濃いガソリンがエンジンに送られていたためか、レース用の車のようにプラグが真っ白になっていました。

おまけに、フロントガラスに石が当たったと見えて傷が3カ所に、最悪の場合には取り替えが必要とか。

困った。

「直すより、買った方が後々考えると良いのでは?」と・・・。

そうは言われても、我が家に嫁いで2年半、3万kmあまり(全走行距離13万kmちょっと)、平成11年生まれの軽トラです。

まだまだ、これからもう一仕事してもらわなけらばと、無事帰宅を待っています。



ものづくり

2009年08月05日 | ロハス

夏休みフリー塾で動物の木工をしましたが、その準備をされたMさんのお宅にお邪魔しました。

駐車場の一部に、糸鋸を置かれ工房にされていました。

お邪魔すると、早速奥の部屋に案内して頂きました。

入り口を入ると、底には何百という作品が展示されていました。




動物は犬、馬、牛、ウサギに干支などが、また、精密で根気の要る大作は、クジャク、自転車に観覧車など。

木工を始められたきっかけは、お孫さんに恐竜を作ってあげられた事だそうです。

現役時代に右手を失いながら、このように立派な作品を制作されています。

感動してしまいました。

これからもどんどん作品を作って、多くのかたに見る機会を増やして貰えたと思います。



岡山名産

2009年08月04日 | 食品・材料・料理
「岡山名産」と言えば、今の季節はなんと言っても「もも」ですよね。

今年初物をいただきました。

最近の桃は、山梨県など県外の産地が台頭してきていますが、味はなんと言っても岡山産ですよね。

色は「赤」ではなく、この上品な「淡い肌色」。

これ地元ひいき?

そんな事無いですよね。

地元が一番と思えないようでは、やはり岡山県人ではない!

なんだかんだ言っているよりは、早く食べなくては。

皮をむぐと汁がしたたり落ちる。

思っただけで、口の中に甘い香りと柔らかい口当たりが・・・。

もう我慢が出来ません。

ブログはこのあたりにして「いただきま~す」。

ばくだんおにぎり

2009年08月03日 | こども
先日の、夏休みフリー塾での「ばくだんおにぎり」づくりを紹介しました。

「ばくだんおにぎりが見たかった」とコメントに。

その通りですね。

自分の事ばかり書いてしまいました。

主役は、子供達なのにね。

反省、反省。

皆さんごめんなさい。

ところで、これを見て下さい。

子供達の力作です。

どうですか?とっても大きいでしょう!

作るが早いか、食べるが早いか、写真を撮る間もなく「がぶり」と相成りました。

しかも、これを二つ、三つと軽く平らげてしまいました。

男の子ばかりでなく、女の子達も。

最後は、炊飯器の中の米粒を丁寧に集めて、小さいおにぎりを作ってお口へペロリと。

慌てるやら、びっくりするやら。

これだけ綺麗に平らげてくれると気持ちがいいです。

米作りに、精を出している私にとっては、嬉しいばかり。

今年の米作りに元気を頂きました。

ありがとう!

夏休みフリー塾「木工・昔遊び その後・・・」③

2009年08月02日 | こども


お昼は、会場を料理教室に移しての「爆弾お握り」づくりです。

自分たちで作り、食べるので~す。

まずは、巻きずしの海苔を手にとって・・・。

ちょっと待って、待って、「みんな手を洗いましょう」。

それでは、もう一度。

まずは、巻きずしの海苔を手にとって・・・。

ご飯を載せてと・・・。

好きな具材を載せたら丸めてと・・・。

大きな、大きな「爆弾おにぎり」の出来上がりで~す。

「いただきま~す」

「むしゃ、むしゃ」、「美味しい~」。

突然「こりゃあ、う・ま・す・ぎ・る ~ 」と絶叫の声も。

お世話をしていたスタッフ達も思わず「にっこり」と。

この言葉を聞くのが、まさに至福の時です。




昨年は、ご飯が多く残ったので今回はそれを見越して炊いたのですが、途中で足らなくなってしまいました。

慌ててお米を調達し、結局「三升五合」も焚きましたが、綺麗になくなってしまいました。

それにしても喜んで作り、食べて返ってくれ、本当に良かったです。


反省会の時、感想文を聞かせて頂きました。

「楽しかった」、「美味しかった」、そして「ありがとう」の言葉も。

スタッフで参加した中学生は、「本当は世話をするために来たのに、逆に子供達に教えてもらった」と。

子供達も学ぶ事は、多かったようです。

公民館、スタッフの皆さん、ちょっと忙しかったかな?

でも、子供の笑顔を見ると、又参加したいですね。

限界はあるかもしれませんが、応募してきた子供達みんな受け入れてあげたいですね。

皆さんご苦労様でした。




夏休みフリー塾「木工・昔遊び その後・・・」②

2009年08月01日 | こども

「パックとんぼ」の次は、木工です。

あかれんがメンバーのMさん、Aさんが準備をしてくれました。

木を糸鋸でくり抜いて、動物の部品を作りました。

部品は、顔、前足、胴体、後ろ足に分かれており、それも「かば」さん、「ぱんだ」さん、「ぶた」さんの三種類もあります。

まずは、顔と胴体が入った袋を宝くじのように箱の中から選びます。

それぞれのグループに分かれたら、見本をよく見てたら前足と後ろ足を探しに行きます。

ここで上手に探せた人は、後から特別賞が貰える事になっています。

みんな正解だったかな?

部品に接着剤を塗ってもらい組み立てていきます。

胴体と後ろ足を、次に前足を付けます。

最後に顔を付けます。


まっすぐ前を見ている「かば」さん。

首を斜めにした「パンダ」さんと個性豊な出来上がりです。

なかなかの出来上がりです。

一生懸命に作ったらなにかお腹が減ってきました。

みんな出来上がったところで、「爆弾お握り」作りに会場の移動です。

急げ、急げ。