浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

浜岡原発

2016-05-14 07:41:40 | その他
 福島の事故原因がいまもってわかっていないし、最終的な現状回復までには予想もできない時間が必要だ。そういう事故を起こした日本、熊本の予想もできなかった地震により大きな被害がでているようなそういう動き続ける日本列島で、原発の再稼働なんて、常人の神経ではあり得ない。

 近隣に活断層の存在が指摘されている浜岡原発。原発を建設するために、莫大なカネが投下され、そのカネは自治体、その下の地域の町内会(自治会)、さらには一般家庭まで、支給されている。まさに札束で頬を撫でながら建設された。

 もし事故が起きれば、日本の動脈が断たれ、日本のすべてが麻痺するという立地条件にある浜岡。もう浜岡は再稼働することなく、廃炉にしていく方向しかありえない。

 とはいえ、浜岡には使用済み核燃料が大量に保管されている。永久的な解決はないだろうが、とにかく再稼働はさせてはならない。

http://mainichi.jp/articles/20160514/k00/00m/040/125000c?fm=mnm
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狡猾な人々

2016-05-14 06:58:09 | その他
 オリンピックの東京招致に関して2億円以上の大金が渡された。フランスの検察当局が公表するまでは知られていなかった使途である。

 日本側は、それはコンサル料であり「やましい」カネではない、正当な契約に基づいた支払いであるかのように言っている。

http://mainichi.jp/sportsspecial/articles/20160514/k00/00m/050/124000c

 だが、契約書が見当たらないのだそうだ。

 http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2773459.html


 客観的に、これは賄賂として渡されたとみるしかないだろう。

 こうした「不正」が露見したときは、どのようにして「合法的」であったかを弁明するが、そこには人々を納得させられない弁明がまとわりつく。舛添然りである。

 政治とかそういうものに携わる人々の、厚顔無恥にはあきれる。『平気でウソをつく人々』という本があったなあ。

 こうした「悪人」たちが仕切っている「世間」に背を向けて、「晴耕雨読」の生活をしていたいと思うときがある。
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