浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

一つの方向に向かっている?

2016-05-27 20:56:10 | その他
 『週刊金曜日』が届いた。特集は「日本会議」。「日本会議」に注目が集まってきた。よいことだ。安倍政権の行おうとしていることの裏に、カルト教団のなれの果てが暗躍していることが様々に報じられていく。「日本会議」の実態や本質を、もっともっと知らせていこうと思う。

 今週号の『週刊金曜日』を読んでいて驚いたのは、広島市立大学の広島平和研究所のスタッフの記事だ。今まで、同研究所のスタッフらの研究は、ボク自身も読ませていただいて参考にしてきた。

 ところが、そのスタッフに安倍政権と歩調を合わせる人々が送り込まれ、今までの平和研究所が変質してきているというのだ。

 ネットで調べたら、広島の平和文化センターにも安倍の息がかかった人物が送り込まれたという情報も得た。

 大学などはすでに文科省の言いなりになっているし、いろいろな集団や研究所も、政治権力から自立した研究がなされ、そうした意思をもっていたようだが、だんだん安倍政権の号令に足並みをそろえるようになってきているようだ。マスメディアも然り。

 TBSのニュース23のコメンテーターになった星浩を、佐高信は「骨なし鈍感クラゲ」とよんでいるが、そういう毒にも薬にもならないような者たちに報道番組を担わせるようになった。

 NHKはすでに安倍政権の発する号令に足並みをそろえて行進している。その行進に、次々と乗り遅れまいと人々が加わり始めている。

 開高健の小説に「パニック」があるが、そこで描かれたネズミのように、またもや日本人は海に向かって、ということは死に向かって行進し始めているのだろうか。

 イチニ!、イチニ!・・・・・という号令がきこえないか?
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軍隊の本質から

2016-05-27 15:29:13 | その他
 いかなる軍隊でも、軍隊が行うことは、殺人と破壊である。たしかに、災害時にさまざまな救援活動が行われるが、それは軍隊の本質的な業務ではない。

 そのような業務を行う軍隊に属している兵士は、軍隊の中で、人間としての属性を麻痺させられる。他者を人間としてみなくなるのである。

 先日の沖縄でおきた強姦・殺人。・死体遺棄を起こしたもと海兵隊員も同じである。

 軍隊があるところ、こうした事態が起こる。人類の理想は、軍隊という存在をなくしていくことであるとつくづくと思う。

http://lite-ra.com/2016/05/post-2283.html
コメント (1)
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