浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

ベートーベン 第9

2016-12-31 21:31:55 | その他
 大晦日は、ベートーベンの第9。今年は、最初から最後まで聴き続けた。89歳というヘルベルト・ブロムシュテットの指揮である。

 テンポが速いが、とても丁寧できれいな音。ストレートに第4楽章のクライマックスに突入する。

 演奏前のヘルベルト・ブロムシュテットへのインタビューで、彼はフルトヴェングラーよりも速くたって平気さ、ディテイルが大切だ、作曲者の意図を忠実に再現するなどと語っていた。その通りの演奏だった。

 いつも大晦日のN響の合唱団は、国立音大の学生だったが、今年はプロの合唱団。これがよかった。

 ベートーベンは、中学生の頃から聴いている。最初に買ったクラシックのレコードは、ベートーベンの5番。ブルーノ・ワルター指揮コロンビア交響楽団だった。それから第6、第9などを買っていったことを思い出す。

 音楽ということから考えると、私はすでに隠遁生活である。



 
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宇沢弘文を読む

2016-12-31 19:36:40 | その他
 新自由主義経済政策とどう闘っていくか、そのbaseをどこに求めたらよいか、というとき、宇沢弘文の経済学は大いに参考になるだろうと思う。世界的に、新自由主義が採用されているが、数パ-セントの者どもの飽くなき利益追求を阻止し、「民営化」という私物化政策を押しとどめ、分厚い中間層をつくりだすためにどういう処方箋が求められるのかを、私たちが提示していく必要がある。

 というのも、アメリカでトランプという大富豪が大統領に選出された。トランプに投票したのは、数%の者や新自由主義で利益を拡大している上層の中間層どもでもあるし、新自由主義のもとで苦しめられた労働者たちである。労働者たちが、間違った選択をしないように、新自由主義ではないもう一つの道を、私たちは提示していかなければならない。

 2017年は宇沢の著書にも挑戦したい。

http://toyokeizai.net/articles/-/151173
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独立国?

2016-12-31 19:34:04 | その他
 すでに私は、日本は「独立国」ではない、アメリカの「属国」であることを何度も何度も書いてきた。その「属国」日本の政府が、日ロ交渉で見せただらしなさを、白井聰氏が正確に指摘している。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50617
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