今日は富士市へ

　久しぶりに富士市へ。富士山らしく、雪が中腹まで来ていた。しかし午後には、山頂をのこして雲がおおってしまった。

　帰りは、西の空に月と金星が並んでいた。

　今、ハフィントンポストを見たら、「観測日和」だそうだ。

http://www.huffingtonpost.jp/tenkijp/venus-moon_b_13386064.html?utm_hp_ref=japan

　

賭博

　あちこちにパチンコがある。いつも大はやりだ。出入りしている人をみると、高齢の方が多い。何もすることがない、特に男性は、パチンコで時間をつぶす。

　湖西市には、競艇がある。ジャンパーを着て帽子を被り、赤鉛筆と競艇の資料をもった人が、近くのJR駅から乗り込んでいる。また浜松市には、オートレース場もある。

　賭博は、花盛りだ。

　テレビをつければ、コンコルドというパチンコ店のCMが流れる。下品きわまりない内容のものだ。

　知り合いの弁護士が、以前「パチンコ売春」について話してもらったことがある。パチンコに入れ込んだ主婦が、カネがなくなり「売春」をして家庭が崩壊したという内容だった。

　帚木蓬生という作家は精神医学者でもある。帚木は、病気としての「依存症」に関わり、その危険性を指摘した本を書いている。

　カネが儲かれば、何をしてもよいという風潮が大きくなってきた。自民党や維新がその急先鋒だ。

　今日の『中日新聞』（東海本社）も、一面トップがこの記事だ。社会面もそれでほとんどいっぱいである。しかし、これに関する「町の声」は、賛成派ばかり。同紙の東海本社は、「カジノ法案」に賛成しているのか、それとも浜松市民でこれに反対意見を持つ人が少ないのだろうか。

　日本人の品性が貧しくなっている。