浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

旅行客

2018-12-24 20:59:21 | その他
 日常の生活と異なったところに旅行する。私も観光地などを訪れるが、そこには必ず外国人旅行客がいる。霧島神宮、そこには中国人の団体旅行客がいた。

 宿泊した霧島温泉のホテル、韓国の団体旅行客が朝早く出発していった。朝食のバイキングを食べに行ったら、周辺はすべて中国から来た人々だった。

 日本の観光収入は、こうした中国人、韓国人によるところが大きいと思う。にもかかわらず、政治家はじめ日本人には、韓国や中国の人びとを差別したり、嫌悪の意思表示をする人がいる。

 隣国の人びとと仲良くするのは、あたりまえのことだし、それこそ道徳的だ。

 私は、中国語を話せたらよかったなあ、と思った。
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辺野古署名

2018-12-24 19:08:53 | 政治
辺野古の署名活動、Stop the landfill of Henoko / Oura Bay until a referendum can be held in Okinawa
を見たら、現在16万2772だった。

 スガの野郎も見ているだろう。もっともっとたくさんの人が署名することによって、人びとの意思を日本政府にも伝えたい。私も拡散させているが、まだ足りないかも知れない。

https://note.mu/tkatsumi06j/n/ndb0592be531d
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鹿児島

2018-12-24 08:05:50 | その他
 今年、「明治150年」というイベントが、全国各地で開催された。私としては、それへの抗議として、近代天皇制国家に違和感を抱いた人、あるいはそれによって難に遭った人をとりあげて話をした。

 鹿児島に行ってみれば、「明治150年」ということから、山口県と同様に「勝者」としての主張があるのだろうと思っていた。やはりであった。とりわけ驚いたのは、「平成の薩長土肥」というネーミングでスタンプラリーを開催していたことだ。4県の博物館などに行きスタンプを押してもらい、それを集めると賞品がだされるというものだ。こういう発想が今も4県に残っているというのだということを感じた。

 近代国家を形成するに際して、薩長土肥は「勝者」としての位置にあり、その位置を確認するという作業が「明治150年」行事にこめられていたのだ。そういえば、桜島をバックに何ごとか無内容なことを話していた御仁がいた。

 鹿児島市には、黎明館という立派な博物館があった。歴史を展示する一角に奄美群島の日本復帰の展示があった。しかしそれはあまりに少ないものであった。

 歴史の分野の全体像は、島津家の時代を賛美し、さらに幕末維新で「活躍」した薩摩藩や明治の元勲達を顕彰する「勝者」の展示という感じがした。そういえば、鹿児島県には、土佐の幸徳秋水のような人物が見当たらない。「勝者」としての歴史を相対化することは、鹿児島にはなかったのか。

 鹿児島県でもっともよかったのは、「霧島アートの森」であった。広大な敷地に現代彫刻が並べられていた。とても良い雰囲気であった。展示されている作品は、国際色豊かで、草間彌生など日本人だけではなく、米英や韓国などの芸術家の作品もあり、大いにアート心を刺戟された。

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