今日の『東京新聞』は、「岸田 退陣へ」である。そして二面には、「「戦える国」安倍路線加速」という、キシダが首相になってから、彼がどんなことをしでかしたのかが記されている。
今の自由民主党は、その名に恥ずかしいほどに、「自由」、「民主」とかけ離れている。ほとんどの自民党の政治家は、極右の思考を持っているか、あるいはカネ儲けに勤しむか、どちらかしかいない。そうした自民党の政治家の支持を得たいなら、ひとつは「敵基地攻撃保有 武器輸出解禁」などの好戦政策をすすめるか、あるいは裏金を得やすいように裏金問題をきっかけとして抜け穴だらけの法をつくる、そして極右政治家を支援する、これまた好戦的な財界、そして隷属するアメリカへのすりより、こうした庶民には迷惑だけの政治をする、それがキシダであった。
そして『東京新聞』は、「実質賃金 マイナス過去最高」と記す。物価は上昇するばかり、食品などを買いにスーパーに行くと、その値上がりに驚く。庶民のためには何もしない、それがキシダ。
首相になりたいだけのキシダには、政策という面ではまったく白紙、白紙のまま、ずっと首相であった。彼の眼中には庶民の姿はない。あるのは財界、極右の自民党政治家、そしてアメリカ、さらに家族。〇〇な息子を秘書にしたことは忘れない。
こんな輩でも、首相になれるという日本の不思議。その不思議をつくっているのは、庶民である。