浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

安倍内閣の人びと

2015-10-16 09:06:40 | 政治
 まず河野太郎という人。これは「日刊ゲンダイ」の記事。

看板だけだった「脱原発」 河野太郎行革相の“二枚舌”と“姑息”

 脱原発を訴え続けてきたくせに、原発推進の安倍内閣入りした河野太郎行革担当相も、野党が手ぐすね引くターゲットだ。

 就任が決まった瞬間、原発再稼働批判をしてきたブログを閉鎖、それも「リニューアルのため」とかうそぶき、その姑息さがまた呆れられているが、実は河野大臣の二枚舌は過去にもあった。今年1月の佐賀県知事選で、河野大臣は原発推進派の元総務官僚、樋渡啓祐氏の応援に入っているのである。脱原発の論客、嘉田由紀子前滋賀県知事はこう言った。

「なぜ、脱原発派の河野さんが原発推進候補を応援するのかと疑問に思いました。対立候補の島谷さんは原発反対を明確に訴えていましたから。今までの河野さんの言動からすると、全く反対だと思いました」

 河野大臣は応援演説では、原発政策には一言も触れずに、前武雄市長だった樋渡氏がツタヤに民間委託した武雄図書館についてこう絶賛した。

「私は“樋渡教”の信者です。武雄図書館には何度もお参りに行っています」

 そのツタヤ図書館は古本市場で出たものや風俗紹介本を置いていることが発覚、ネットなどで火だるまになっている。民間委託の失敗例だが、河野大臣は「民営化至上主義者」である。こんな感覚で行革をやられたらたまったもんじゃない。 

「二枚舌といえば、河野氏は自らを脱原発とか反原発とは言わない姑息さもあります。核燃料サイクルには反対という言い方をするのです。トイレなきマンションのトイレの部分だけに注目するのは『問題の矮小化』と批判されても仕方がない。トイレなきマンションであれば、マンション建設に反対しなければいけないのにそれは言わない」(ジャーナリスト・横田一氏)

 ズルさが透けて見えてくる。


 そしてこの人。これも「日刊ゲンダイ」記事。安倍内閣にフツーの人はいないようだ。揃いも揃ってワルばかり。

醜聞続々…高木復興相は「下着ドロの過去」報道に逃げの一手

 日刊ゲンダイ既報の通り、安倍改造内閣で閣僚の醜聞が次々と発覚している。中でも見過ごせないのが、15日発売の週刊新潮や文春が一斉に報じた高木毅復興相(59)の下着ドロだ。こんなハレンチ大臣、前代未聞だ。

 高木大臣は30年ほど前に地元・敦賀市内の住居に上がり込み、タンスを物色し下着を盗んだ。被害女性の知人が通報したことで発覚した。週刊誌が報じた内容がこれだが、実は組閣直後から怪文書が出回り、本紙も高木大臣の事務所に真偽を問い合わせた。地元事務所は「分からない」の一点張りだったが、週刊誌報道などによると、高木大臣は事前に作った合鍵で侵入したというから、まるでストーカーではないか。

「“余罪”はまだあります」と言うのは、さる地元関係者だ。

「父親の孝一さんが5期目をかけて戦った95年の市長選の時、〈高木毅は下着ドロ〉といった怪文書が出回りました。この怪文書については地元で知らない人はいないほど知れ渡っている。最初に下着ドロに手を染めたのは高木さんが高校生の頃のこと。青山学院大に進学し、東京へ移ってからもやっていた。大学卒業後、地元に戻ってからも懲りずに3、4回盗んでいた。そんなウワサも出ていた。真偽はとにかく、そんなウワサが出ている人物が国会議員であることに驚きます」

 他にも「敦賀気比高の前に立つ孝一氏の銅像に女性物のパンツがかぶせられていた」「衆院選の際、投票用紙に〈パンツ泥棒〉と書かれていた」――なんて話も出てきている。これが事実なら“常習犯”だが、高校時代の同級生はこう話す。

「明るい性格でスポーツは得意でしたね。でも、孝一さんに比べると、高木さんは頭の出来がイマイチだった。生徒会長を務めていましたが、会議にはほとんど出席しなかった。部活にもほとんど顔を出していなかった。現在もあまり地元に帰らず、市民との交流も希薄。さしたる実績もないので、まさか大臣になれるとは思いませんでした」

 地元でも「アイツが大臣?」と仰天なのだ。高木大臣はどう釈明するつもりなのか。改めて事務所に質問したが「担当者が不在」と返答はなし。しかし、閉会中審査が開かれれば、その瞬間、高木大臣はアウトだ。
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