「東京新聞」の記事。こういう原発を稼働させ、それに安全というお墨付きを与えている「保安院」という国家機関のずさんさ。こういう輩に、国民の命は委ねられている。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011032101000880.html
米紙―福島第1原発トラブル続き 事故データ基に分析
2011年3月21日 20時33分
【ニューヨーク共同】21日付の米紙ウォールストリート・ジャーナルは、独立行政法人「原子力安全基盤機構(JNES)」のデータに基づき、福島第1原発が東日本大震災の前から「日本で最もトラブルを起こしている原発の一つであった」と報じた。
また、原発の保守期間中に燃料棒を原子炉から抜き出し、使用済み燃料プールに長期間保存するという日本の原発業界の慣行が、事故拡大につながったとする技術者の見方を伝えた。
同紙がJNESのまとめた2005年から09年までの国内原発事故データを基に分析したところでは、福島第1原発の事故は15件と、3基より多くの原子炉を持つ原発の中で事故発生率が最も高く、作業員の被ばく量も他より多かった。
同紙によると、東京電力は理由として原発の古さを挙げている。
同紙は福島第1原発の事故を何例か紹介しながら「保守管理の問題が事故原因のトップだが古さが要因かどうかははっきりしない」とした。
同紙は例として、07年に非常用ディーゼル発電機の試運転中に発煙したのは、電気系統部品が逆に組み立てられていたのが原因だったと報じた。
同紙によると、作業員の被ばく量が他より多いことについて、東電の幹部は原子炉が古いために点検を頻繁に実施するので、被ばくの機会も増えると説明した。
2011年3月21日 20時33分
【ニューヨーク共同】21日付の米紙ウォールストリート・ジャーナルは、独立行政法人「原子力安全基盤機構(JNES)」のデータに基づき、福島第1原発が東日本大震災の前から「日本で最もトラブルを起こしている原発の一つであった」と報じた。
また、原発の保守期間中に燃料棒を原子炉から抜き出し、使用済み燃料プールに長期間保存するという日本の原発業界の慣行が、事故拡大につながったとする技術者の見方を伝えた。
同紙がJNESのまとめた2005年から09年までの国内原発事故データを基に分析したところでは、福島第1原発の事故は15件と、3基より多くの原子炉を持つ原発の中で事故発生率が最も高く、作業員の被ばく量も他より多かった。
同紙によると、東京電力は理由として原発の古さを挙げている。
同紙は福島第1原発の事故を何例か紹介しながら「保守管理の問題が事故原因のトップだが古さが要因かどうかははっきりしない」とした。
同紙は例として、07年に非常用ディーゼル発電機の試運転中に発煙したのは、電気系統部品が逆に組み立てられていたのが原因だったと報じた。
同紙によると、作業員の被ばく量が他より多いことについて、東電の幹部は原子炉が古いために点検を頻繁に実施するので、被ばくの機会も増えると説明した。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011032101000880.html