作家の青木俊さんが、NHKの、五輪反対デモにカネをもらって参加している、という捏造報道に対して、新聞メディアの批判があまりにも弱いことを指摘している。
ここでは「朝日」を批判しているが、「毎日」も同じだという。
この問題をとりあげたのは、「東京新聞」。「朝日」や「毎日」ではなく、「東京新聞」を購読しよう。
作家の青木俊さんが、NHKの、五輪反対デモにカネをもらって参加している、という捏造報道に対して、新聞メディアの批判があまりにも弱いことを指摘している。
ここでは「朝日」を批判しているが、「毎日」も同じだという。
この問題をとりあげたのは、「東京新聞」。「朝日」や「毎日」ではなく、「東京新聞」を購読しよう。
浜松市の今日の感染者270人。静岡朝日テレビの記事。
浜松市は21日、新たに270人の新型コロナウイルス感染を確認した、と発表しました。このうち、5人は市外在住者です(磐田市3人、名古屋市、東京都各1人)。前日に77件の行政検査を実施し、25人の感染が確認されたほか、市内の医療機関から新たに245人の感染の報告がありました。浜松市の発表としては、前々日19日の252人を上回り、過去最多の感染者数になります。
新規感染者のうち6割が20代以下です。また、未成年の女性と高齢男性の2人が中等症と診断されています。
市内の病院には43人が入院しており、このうち8人が中等症以上の症状です。
感染者の報告が市内医療機関からがほとんどであるから、浜松市は完全に市中感染が広がっているということ。症状があって受診しているはずだから、無症状の人が多いというから、もっともっと多くの人が感染しているはずだ。
「インフルエンザ並み」だということから若い人はオミクロン株を「罹ってもたいしたことない」と思っているかも知れないが、浜松市では「未成年の女性」が中等症だという。コロナでの中等症というのは、ふつうにいったら、きわめて重症だということである。
とにかくオミクロン株を軽視しないことが大切だ。
【追加】全国的に重症者も増えている。大阪がトップ。関西のテレビは大阪のコロナ対策はうまくいっていると報じているそうだが、いずれは自分自身に降りかかってくることを忘れないで欲しい。
オミクロン株は重症化しない、などという言説がある。しかし、何度も書くが、「軽症」というのは文字通りの「軽い症状」ではない。きわめて苦しい状態が続くということである。またかなりの頻度で後遺症がでる。
オミクロン株であっても軽視してはならない。この株から新たな変異株が出てくる可能性もあるからだ。
関西在住の人々は、虚偽報道のなかにあることがよく分かる記事だ。在阪テレビ局始め、テレビメディアはそれでよいと思っているのだろうか。そんなことを続けていれば、私のようにテレビの視聴をやめる人々が増えていく。テレビメディアは自滅の道を歩んでいるように見える。
私は昨年、2回のワクチン接種を受けた。しかし、受けたくはなかったけれども、新型コロナウイルスに感染したくない、あのインフルエンザに感染したときの苦しみを味わいたくないと思ったからだ。
オミクロン株の蔓延の中、3回目のワクチン接種が始まったようだ。しかし、ワクチンを接種していてもオミクロン株には感染するようだ。ワクチン接種者と非接種の人にどういう違いがあるのか、3回目のワクチン接種をすれば感染しても重症化は防ぐことができるというのは本当か・・・など、これらの説明がきちんとなされているのだろうか。
ニューヨークタイムズが、これらの問題について、それらの答えではないが、参考になる記事を書いている。その翻訳が「東洋経済オンライン」に掲載されている。
浜松市の感染者が、「過去最多」を続けている。若い人の感染が多い。街やイオンにも多くの人が出ている。オミクロン株は「重症化」しない、という言説が、テレビメディアなどで流されているからであろう。
オミクロン株では、確かに「重症」という分類が少なくなっている。しかし、「軽症」という症状は、決して軽い症状ではない。
知人が COVID-19に感染した。その経験を聞くと、とても「軽症」とは言えないだろうと思った。
オミクロン株が「インフルエンザなみ」だという言説もあるが、以前にも書いたことだが、インフルエンザにかかってしまうとものすごい苦しみだ。高熱が続き、悪寒、筋肉痛などに襲われ、それに4ー5日、ひたすら耐えているしかない。その苦しさを、私は忘れていない。
だから「インフルエンザなみ」だから警戒しないでいいんだなどという言説には呆れるしかない。
オミクロン株についてはまだわからないことが多く、ブレイン・フォグが起こるとか、後遺症が残るという研究結果もある。
いずれにしても、感染しないように警戒し続けることが大切だ。 COVID-19は空気感染であるから、最低限マスク着用、換気を励行することが必要だ。
Netflixの「新聞記者」、日本のテレビドラマとしてはよくできていると思った。
そして北原みのりさんの評を読んだ。なるほど、である。たしかに韓国のドラマは、女性がひとりの独立した人間として生きている。誰かの妻であっても、誰かの恋人であっても・・・・
この「新聞記者」では、描かれる女性は、妻として、家庭の主婦として生きている。
これからの表現活動は、ジェンダー視点なくして描かれるべきではないと思った。
北原さんの評価に教えられた。
わが家はBSも、デジタル放送も見られない。見られない、ではなく、見る価値がないと思っているから、それらの電波をうける受信設備がない。新聞のテレビ欄をちらっと見るときもあるが、くだらない番組がどこの局でも並んでいる。よくもまあ、低劣なものばかり並べるものだとつくづくと思う。放送の低劣さが政治の低劣さをつくりだしているのではないかと思う。
さて、昨日・今日、Netflixで「新聞記者」を見た。全六回である。映画の「新聞記者」も見たが、Netflix版のほうがよいと思った。主演は、米倉涼子である。
わが家は以前からNetflixを見られるようにしている。日本のテレビはつまらないが、韓国のドラマはとても面白い。韓国ドラマは日本のそれよりずっと質が高いと思う。主に家人が見ているが、私も時々見ている。
Netflixで「新聞記者」の放映が始まったというので、昨日今日と二日間で見終わった。なかなかの迫力である。背景にあるのは、アベ政権下におきた数々の不祥事、森友問題、東京五輪、山口敬之の逮捕を免れた事件など、それらがフィクションのなかにちりばめられている。同時にコロナ禍におきた就職内定取消し問題や、タレントの政治批判に対する政治的な封じ込めの動き、官邸や内調の卑劣な行動、オリンピック招致のウソなど・・・
まさに安倍政権下の日本の暗黒が描かれている。
その暗黒のなか、官邸の不当な指示の下で苦しみながら、みずからの良心とせめぎ合う人間、権力の不当な圧力に抗する人間が描かれていた。
こういうドラマは、地上波ではぜったいに放映されないだろう。それが日本のメディア状況だ。
素晴らしい、感動的なドラマである。多くの人にみてもらいたい。
なお、これ、外国でも評判が高いそうだ。日本の暗黒が、世界にも知られていくだろう。
その通り、私たちは暗黒政治の下に生きているのです!
カネを出しても読みたい新聞かどうか。「朝日」も「毎日」も、カネを出したくない。かろうじて「東京」はカネを出して読んでもよい。
「朝日」については、ずるい、とずっと前から思っていた。同じような気持ちを持っていた人がいた。
みずからの主張として書くと責任もかかってくるし。ならば誰かに書かせよう。
五輪反対デモにカネをもらっていたという捏造報道。私は、これは筋書きを誰かが書いて演出したのだと思う。
というのも、以前、こういうことがあった。もう亡くなられた田村貞雄さん、NHKから「ええじゃないか」について番組をつくるので出演して欲しいといわれた。田村さんは、「ええじゃないか」に関する本を2冊も出している、「ええじゃないか」研究の第一人者であった。
ところが田村さんは出演を断った。というのは、すでにどんなことを言うのか筋書きが出来ていて、自分の研究成果と異なった内容のことを話すことを求められたからだ。田村さんからその顛末をきいて、研究者に対して自分自身の研究成果と異なったことを話すようにもとめてくるNHKの傲慢さに私も驚いたものだ。
ということは、「河瀬直美・・・」云々の番組も、すでに筋書きがあり、その筋書きにあうような人を連れてきたのではないか。
当然、記者だったら、あんな無様な報じ方をしない。そういう事実が仮にあったとするなら、もっときちんと調査するはずだ。
この問題、重大問題である。大手マスメディアはこれをほとんど報じていないようだ。メディア不信がどんどん私のなかで高まっている。
BPOが動きだしたようだ。当然である。