
ちょうど4年前に慶州についての記事を書いたことがありましたが、当時はまだブログの使い方に慣れておらず、思うように書くことができませんでした。そこで改めて慶州で見物した寺院や遺跡のいくつかをご紹介していきたいと思います。
まず、芬皇寺(ブンファンサ)。新羅時代の634年(善徳女王3年)に創建され、統一新羅四大寺の一つです。
冒頭の写真は、韓国の国宝第30号に指定されている石塔。安山岩を煉瓦状に加工し、積み上げて作られています。1915年、朝鮮総督府が修繕を施し、現在の三層の塔となっていますが、かつては7層あるいは9層あったのではないかと推測されています。
塔の一層目には龕室(がんしつ:仏像を安置する室)があり、その両脇を金剛力士像が固めています。基壇の四隅には獅子像が配置されていますが、侵食が激しく、獅子というより銘菓ひよこのようです。

護国竜変魚井と呼ばれる新羅時代の井戸。井戸の外枠は八角形で内部は円形、そして井戸の中の格子は四角形をしています。これは、仏教の八正道と円融の真理、仏教の根本教理である四聖諦をあらわしているのだそうです。
「護国竜変魚井」の由来は、『三国遺事』(13世紀、高麗の僧一念による私撰史書)に記された故事によります。新羅時代は、非常に数多くの井戸が掘られたのだそうです。

和諍国師碑趺。高麗時代の1101年(粛宗6年)、ここ芬皇寺に滞在した僧元暁のために立てられた石碑の碑台です。

薬師如来像。朝鮮時代の1774年(英祖50年)に製作されたもの。仏教が弾圧されていた朝鮮時代に作られた仏像として、貴重な資料となっています。
芬皇寺
慶尚北道 慶州市 九皇洞321
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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