窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

有吉反省会-日本プロ野球2022 横浜vsヤクルト9回戦

2022年05月24日 | スポーツ観戦記


 5月22日、横浜スタジアムへ横浜vsヤクルト9回戦の観戦に行ってきました。交流戦前の最終戦、横浜の先発は昨年国吉投手とのトレードで入団した、有吉投手。昨年はほとんど1軍で投げられませんでしたが、今年は2軍で安定していたということで1軍初登板となりました。



 注目の先頭打者塩見選手ですが、2ストライクと追い込んでいながら3球目で死球。ここまで盗塁数9でトップの嫌な走者を出してしまいます。



 すると二番山崎選手にはファウルで粘られた7球目、右中間を破られる三塁打を浴びてしまいます。あっという間にヤクルトが1点先制。



 三番山田選手は三振に切って取りますが、四番村上選手セカンドゴロの間にもう1点。さらに中村選手にもヒットを許しますが、初回は2点で終えました。



 一方、ヤクルトの先発は、2019年ドラフト2位の吉田大喜投手。



 横浜打線は一死から復帰間もない二番佐野選手がセンター前ヒットで出塁。この日佐野選手は5打数4安打の活躍でした。



 ソト選手が倒れますが、頼れる四番牧選手が二死二塁からレフト前に弾き返し、1点を返します。



 さらに宮崎選手もセンター前ヒットで続き、二死三塁・一塁。しかし、ここで攻めきれなかったのが悔やまれました。大和選手が倒れ、1点止まり。それでも取られてからすぐ取り返すことができたのと、前日の試合のような手も足も出ないという感じではなかったので、望みは大いにありました。



 問題は2回表です。7番からの下位打線で、一死から8番長岡選手がライト前ヒット。



 吉田投手の犠打で一死二塁。その状況で、1番塩見選手への初球ど真ん中のカットボール。これをセンター前に弾き返され、再び2点差。

 素人目ですが、ヤクルトの打者のファウルの仕方などを見ていると、有吉投手もある程度タイミングを外した投球ができていたと思うのです。四球で自滅という感じでもなかったですし。しかし、ここというところ、この打者にというところで甘い球が行ってしまったのが悔やまれました。



 2回裏。この回の先頭打者、この数年不振に苦しむ神里選手が、往時の彼らしい左中間を破る二塁打で出塁します。しかし、下位打線だったとはいえ後が続かず。



 3回裏も先頭の佐野選手がレフトへの二塁打で出塁。さらに、一死から牧選手が四球で出塁し、二塁・一塁。しかし、その後の頼りになる宮崎選手が、実は裏の意味でこれも宮崎選手らしいところなのですが、最悪の併殺打でチャンスを逸してしまいます。



 4回裏も一死から神里選手がセンター前ヒット。横浜は二死二塁から3回表、4回表と無安打で踏ん張ってきた有吉投手(4回で63球)に替え、代打宮本選手を送りますが得点できず。この試合、相手ヤクルトを上回る11安打を放ちながら、3得点9残塁。これでは勝利も、

遠ざか~る♪



 5回表、横浜は二番手入江投手が登板。



 得点できなかったとはいえ、ここまでどちらかと言えば押していたのは横浜打線。しかし、残念ながらこの追い上げムードに水を差してしまいました。まずいけなかったのが、先頭の山崎選手に5球で四球を出してしまったこと。その山崎選手はワンバウンドのフォークボールに易々と盗塁成功。

 山田選手はレフトフライに打ち取り、二死までこぎつけますが、村上選手に二球目真ん中高めのストレートを捉えられ、ライトの頭を越されてしまいます。これも甘かったと言わざるを得ないですね…。4vs1。



 しかし、5回裏横浜が反撃。まず先頭の桑原選手が四球で出塁。



 続く佐野選手がレフト前ヒットで無死二塁一塁。



 この日良いところがなかったソト選手は見逃し三振に倒れますが、頼りになる牧選手が真ん中低めのスライダーをセンター前に弾き返し、4vs2。牧選手、

君が好きだと叫びたい♬



 ヤクルトは吉田投手を諦め、二番手木澤投手に交替。しかし、ここでも横浜は押し切れませんでした。後続を断たれ、1点止まり。



 6回表、入江投手が回跨ぎでそのままマウンドに上がります。しかし、宮本選手にセカンド強襲のヒット、長岡選手に二塁打を浴びて降板。



 一死三塁・二塁から三番手田中投手が登板しますが、代打川端選手に犠牲フライを許し、5vs2。安定感のあるヤクルトのリリーフ陣を考えると、大勢は決した感がありました。



 7回表、それでも横浜は佐野選手がこの日4安打目となるレフトへの二塁打。



 ここまで2三振を含む三打席凡退だったソト選手にもようやくヒットが出て、二死三塁・一塁。



 牧選手は最低限の犠牲フライで1点。なお一死一塁でしたが、最後まで後が続かず。



 8回、9回はヤクルトのリリーフ陣に封じられ、5vs3。横浜は三連勝の後の連敗。開幕から続出するケガ人、コロナによる主力の離脱、投手陣の不調など、掲げる「横浜反撃」の糸口もつかめないまま、交流戦を迎えることとなりました。

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
コメント
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