去る9月12日(土)、みなとみらい「マリノスタウン」において「FEEL YOKOHAMA Y150」が開催されました。このイベントについては改めてお話するとして、今日は僕もスタッフとして関わった「フードセレクション」の模様をご紹介したいと思います。
フードセレクションは横浜開港150周年を記念し、横浜産の農産物やそれらを使用した食品を市民の皆さんにご紹介し、港だけではない、実は神奈川県有数の農産規模を誇る(実は僕も知りませんでした)横浜の魅力を感じていただこうというイベントです。
当日は生憎の肌寒い雨模様でしたが、何とか日中は持ち直し、無事大勢の方にお越しいただくことができました。今回ご出店いただきました各ブースを簡単にご紹介していきたいと思います。
①コジマファーム/肥田牧場アイス工房メーリア
コジマファームさんは横浜市緑区で唯一の養蜂園です。蜂蜜は季節や花の種類によって色や味が変化することは「HAMA Boom Boom ! プロジェクト」のところでもお話しましたが、コジマファームさんも季節の風味を逃がさないよう、採取後すぐに瓶詰めをして、新鮮で後味のすっきりした純粋蜂蜜を生産されています。ブースでは蜂蜜の試食が行われました。僕も味見させていただきましたが、花の香りが強い蜂蜜でした。
肥田牧場アイス工房メーリアさんは、昭和17年創業の横浜市戸塚区信濃町にある牧場です。牧場で採乳した新鮮な牛乳から作ったアイスクリームに、毎朝絞る新鮮なブルーベリー果汁で作ったジェラートを合わせたアイスが販売されましたが、濃厚なアイスにすっきりした味わいのブルーベリージェラートの組み合わせが評判で、気温の上がらない一日であったにもかかわらず、無事100個完売しました。
②杉山商店/藤代商店
杉山商店さんは横浜の中央卸売市場にある昭和38年創業の野菜卸業者さんで、八百屋さん、スーパー、レストランなどに野菜や果物を販売していらっしゃいます。藤代商店さんは横浜市栄区にあり、一般の市場に流通しないこだわりの横浜地野菜をレストランやホテルなどに卸していらっしゃいます。ブースでは小机など横浜産のレタスやねぎ、栗などを販売していただきました。
③「舞岡ふるさと村」かねこふぁーむ
かねこふぁーむさんは、横浜市戸塚区、舞岡公園に隣接した「舞岡ふるさと村」で主に梅や柿、みかんを生産されている果樹農家です。敷地内にある「喫茶あとりえ」では、農家の縁側でのんびりくつろぐように、自家製のお茶やスイーツを楽しんでいただけます。ブースでは梅ジュースや梅干など、梅の加工品をたくさん販売していただきました。
④横浜ガルデン
横浜ガルデンさんは、何と横浜の中心部、中区石川町で地元の野菜を直売されていらっしゃいます。ブースでは横浜市のオフィシャルウォーター「はまっ子どうし」を販売していただきました。「はまっ子どうし」は横浜に施設された日本初の近代水道の源を担った、山梨県道志村の良質な水をボトリングしたものです。当時、道志村から引かれた横浜の水は、外国の船乗りたちに「赤道を越えても腐らないゴールデンウォーター」と賞されました。
道志村には現在も横浜市の水源の一部を担っていただいており、「はまっ子どうし」の売上の一部は道志村の水源涵養林(すいげんかんようりん)保護に使われます。
⑤いわもと園
いわもと園さんは昭和28年創業、横浜市南区中村町にあります。ナカノ株式会社は南区新川町ですので、本当にすぐ近くです。新鮮でおいしい卵を食べていただくために「ぶっかけ卵」を提唱され、卵かけご飯専用の、少し底の深いお茶碗まで販売されていました。人気のLLサイズ卵や双子の卵のほか、雌鶏が初めて産んだ初卵(ういらん)や若い雌鶏が産んだ雛卵(バロットではありません)なども販売されていました。初卵はやはり母乳と同じで免疫力が高く、アトピー性皮膚炎などにも良いそうです。「最初の卵は祖母に」とか「お産の女性に最初の卵を食べさせると安心」と言われる所以です。
いわもと園さんでは、卵のほか高級果物も扱っておられ、贈答用として喜ばれているそうです。
<つづく>
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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