休日、それも連休に外出することはまずないのですが、去る9月19日は珍しく日帰りで鎌倉、金谷と、気持ちの良い秋晴れを感じてきました。上の写真は夕方のフェリーから撮った、東京湾の夕日です。
彼岸の入りでしたが、お昼には海の向こう側の浜金谷で人と会う約束があったため、お寺の開門と同時に鎌倉まで墓参りに行ってきました。
踵を返して、久里浜へ。家から久里浜まで1時間、意外とあっさり着きます。ここからフェリーに乗って、対岸の浜金谷港へ向かいます。東京湾フェリーに乗るのは、岩本海岸へ空手の合宿に行って以来、実に25年振りです。
久里浜から金谷までは40分。ただし、フェリーは約1時間に1本しかありません。地方に行くとなぜか手が出てしまうのが、ソフトクリーム。実は久里浜港でも普通のソフトクリームを食べていたのですが、到着すると房州びわで有名な「びわソフト」が。これを見逃すわけにはいきませんでした。
さて、ランダムに向かったのは、港にある「金谷食堂」。海鮮どんぶりがメインの食堂です。
お酒に合いそうな、本日の刺身盛り合わせは、鰆、わらさ、鱸。お酒は地元「和蔵酒蔵」さんの、これも地名を冠した「特別純米 竹岡」。力強い旨味の、丁度涼しくなり始めた頃に良い、好みのタイプのお酒でした。しかし、美味しいからとつい夢中になってしまい、今回のメインであったはずの海鮮丼の写真を撮り忘れてしまったことを先にお詫びしておかなければなりません。因みに、海鮮丼にのっていたのは、鰆(さわら)、わらさ(鰤の若魚)、赤鱸(あかすずき)、鶏魚(いさき)でした。ふと思ったのですが、スズキ科の魚が多かった気がします。内房ではポピュラーなのでしょうか?
漁港で意外と美味しいと思っているのは、タコ。新鮮なタコの唐揚げ(フリット)は、柔らかく旨味があり、これまたお酒によく合います。
名物の鰺フライは、残念ながら季節が過ぎてしまっていました。そこで今回のフライは、鰺、鱰(しいら。あの変わったおでこをしている魚です)、鰆のミックス。ひょっとすると、鱰を食べるのは初めてかもしれません。
横浜もそうですが、東京湾で良く獲れる穴子。ショウガの効いた穴子煮は、さらにお酒を進めてくれる一品でした。
金谷食堂
千葉県富津市金谷2152-1
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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