後で少しあげるよ
今回は前の記事の続きなので、まず、前回の例を整理します。
【1】「雇用保険に入れずに失業等給付をもらえない」は明らかな誤り。
【2】「入れずに」なら「いまだに雇用保険に入れずにいる」「雇用保険に入れずに終わってしまった」という言い方になる。「失業等給付をもらえない」は、「だから」「その結果」「そういうわけで」と言ってから続けるか、あるいは、「いまだに雇用保険に入れずにいて、このまま退職したら失業等給付をもらえない」もしくは「雇用保険に入れずに終わってしまったので失業等給付をもらえない」となる。
【3】「雇用保険に入れない、だから、失業等給付をもらえない」と言いたいのなら「雇用保険に入れなくて失業等給付をもらえない」もしくは「雇用保険に入れず、失業等給付をもらえない」が正しい言い方。
何でもかんでも「~ずに」の小倉智昭が「折り合いがつかずに・・・・・」と言うのを聞いたことがありますが、本来、「~ずに」の後は「~する」「~した」あるいは「いる」「いた」「終わった」という言葉が必ず直後に続くものなので、これがないのが何とも気持ち悪い~( ̄д ̄)グエ~!
「手紙を読まずに」なら「捨てた」、「寝ずに」なら「頑張った」と続けられますが、「折り合いがつかない」という状況なら、「折り合いがつかずに」の後は「いる」もしくは「終わった」と続けるしかありません。もし、すでに状況が変わっているのなら「つかずに」とは言えませんよ。
折り合いがつかなかった、だからこうしたということを言うには「折り合いがつかず」でないといけないわけで、それなら「後日また話し合いをすることになったようです」と話を続けることができます。あるいは、そのまま終わったのだとしても、「折り合いがつかず、とても残念に思います」と感想を述べることができますし、「折り合いがつかず・・・・・」でもいいのですよ。
「結婚式を挙げられずに・・・」は「FNNスーパーニュースWEEKEND」で見たテロップです。このカップルは結婚後だいぶたってから式を挙げたので、結婚後しばらくは「結婚式を挙げられずにいた」ということなのですが、「結婚式を挙げられずに・・・」というテロップを見た瞬間、式も挙げないうちに別れちゃったのかと思いましたよ(ーー;)。
今回は前の記事の続きなので、まず、前回の例を整理します。
【1】「雇用保険に入れずに失業等給付をもらえない」は明らかな誤り。
【2】「入れずに」なら「いまだに雇用保険に入れずにいる」「雇用保険に入れずに終わってしまった」という言い方になる。「失業等給付をもらえない」は、「だから」「その結果」「そういうわけで」と言ってから続けるか、あるいは、「いまだに雇用保険に入れずにいて、このまま退職したら失業等給付をもらえない」もしくは「雇用保険に入れずに終わってしまったので失業等給付をもらえない」となる。
【3】「雇用保険に入れない、だから、失業等給付をもらえない」と言いたいのなら「雇用保険に入れなくて失業等給付をもらえない」もしくは「雇用保険に入れず、失業等給付をもらえない」が正しい言い方。
何でもかんでも「~ずに」の小倉智昭が「折り合いがつかずに・・・・・」と言うのを聞いたことがありますが、本来、「~ずに」の後は「~する」「~した」あるいは「いる」「いた」「終わった」という言葉が必ず直後に続くものなので、これがないのが何とも気持ち悪い~( ̄д ̄)グエ~!
「手紙を読まずに」なら「捨てた」、「寝ずに」なら「頑張った」と続けられますが、「折り合いがつかない」という状況なら、「折り合いがつかずに」の後は「いる」もしくは「終わった」と続けるしかありません。もし、すでに状況が変わっているのなら「つかずに」とは言えませんよ。
折り合いがつかなかった、だからこうしたということを言うには「折り合いがつかず」でないといけないわけで、それなら「後日また話し合いをすることになったようです」と話を続けることができます。あるいは、そのまま終わったのだとしても、「折り合いがつかず、とても残念に思います」と感想を述べることができますし、「折り合いがつかず・・・・・」でもいいのですよ。
「結婚式を挙げられずに・・・」は「FNNスーパーニュースWEEKEND」で見たテロップです。このカップルは結婚後だいぶたってから式を挙げたので、結婚後しばらくは「結婚式を挙げられずにいた」ということなのですが、「結婚式を挙げられずに・・・」というテロップを見た瞬間、式も挙げないうちに別れちゃったのかと思いましたよ(ーー;)。