もうちょい
やっぱりね、とうとう出ました、「自分の物を使われず済む」という記述を見たのですよ。「~ず」と言うべきところで「~ずに」と言ってしまう変な「~ずに」がまん延しているのですが、これは、逆に、「~ずに」と言うべきところなのに「~ず」と言ってしまうという例で、「自分の物を使われずに済む」が正しい言い方です。
・・・と、ここまで書いたとき、偶然「高い窓を乗り越えず、そのまま出られる」というナレーションが聞こえました。「劇的ビフォーアフター」の再放送があり、これは見たことないなぁ~と思って見ていたのですよ。ということは、もっと前から「~ずに」なのに「~ず」という例があったのですね(ーー;)。
これは、型どおりに直せば「高い窓を乗り越えずにそのまま出られる」ですが、ここで私は前回書いた「ほとんど選挙運動なんか必要なくても当選してきたんですよね」を思い出しました。この「必要なくても当選してきた」のようなことを考えてみないといけないようです。
「乗り越えずに」を言い換えると「乗り越えないで」、「乗り越えず」を言い換えると「乗り越えなくて」ですから、ひょっとして、「乗り越えず」と書いた人は「高い窓を乗り越えなくてもそのまま出られる」というのが先に頭にあって、それをナレーションっぽく書いたつもりなのではないでしょうか。
「乗り越えなくてもそのまま出られる」は「乗り越えないでそのまま出られる」よりも自然な言い方です。ナレーションっぽく書くと「高い窓を乗り越えずともそのまま出られる」ですが、「乗り越えずとも」は浮かばなかったのでしょう。確かに、このごろはあまり耳にすることのない、目にすることも少ない言い方ですからね。
言うまでもなく、「乗り越えなくても」と「乗り越えなくて」は意味が全く違いますが、「ほとんど選挙運動なんか必要なくて」と言えばそれでよかったのに「必要なくても」と言ってしまう人がいるのですから、「乗り越えなくても」と「乗り越えなくて」をごっちゃにして「乗り越えず」と書く人がいても不思議ではありません。もう何が何だか分からなくなりそ~<(`^´)>。
やっぱりね、とうとう出ました、「自分の物を使われず済む」という記述を見たのですよ。「~ず」と言うべきところで「~ずに」と言ってしまう変な「~ずに」がまん延しているのですが、これは、逆に、「~ずに」と言うべきところなのに「~ず」と言ってしまうという例で、「自分の物を使われずに済む」が正しい言い方です。
・・・と、ここまで書いたとき、偶然「高い窓を乗り越えず、そのまま出られる」というナレーションが聞こえました。「劇的ビフォーアフター」の再放送があり、これは見たことないなぁ~と思って見ていたのですよ。ということは、もっと前から「~ずに」なのに「~ず」という例があったのですね(ーー;)。
これは、型どおりに直せば「高い窓を乗り越えずにそのまま出られる」ですが、ここで私は前回書いた「ほとんど選挙運動なんか必要なくても当選してきたんですよね」を思い出しました。この「必要なくても当選してきた」のようなことを考えてみないといけないようです。
「乗り越えずに」を言い換えると「乗り越えないで」、「乗り越えず」を言い換えると「乗り越えなくて」ですから、ひょっとして、「乗り越えず」と書いた人は「高い窓を乗り越えなくてもそのまま出られる」というのが先に頭にあって、それをナレーションっぽく書いたつもりなのではないでしょうか。
「乗り越えなくてもそのまま出られる」は「乗り越えないでそのまま出られる」よりも自然な言い方です。ナレーションっぽく書くと「高い窓を乗り越えずともそのまま出られる」ですが、「乗り越えずとも」は浮かばなかったのでしょう。確かに、このごろはあまり耳にすることのない、目にすることも少ない言い方ですからね。
言うまでもなく、「乗り越えなくても」と「乗り越えなくて」は意味が全く違いますが、「ほとんど選挙運動なんか必要なくて」と言えばそれでよかったのに「必要なくても」と言ってしまう人がいるのですから、「乗り越えなくても」と「乗り越えなくて」をごっちゃにして「乗り越えず」と書く人がいても不思議ではありません。もう何が何だか分からなくなりそ~<(`^´)>。