田んぼの稲も実って収穫ももうすぐという時期に猪が来襲してきた。田んぼより離れた所に防護柵は施していたがどこから来襲するものだろうか。昨日田んぼ廻りにワイヤメッシュ柵をやり直したが・・・ 近くには市のイノシシ用鉄製檻が数年前から設置されており、猪の出没跡があったので捕獲依頼を度々したが対応が遅くやっと昨日捕獲セットされ、今朝子供の猪４匹が捕獲された。
１０日付けの中国新聞に宮島小学校で伝統工芸品「宮島彫」の製作体験会があったことが掲載されていたので宮島彫りの作品を・・・ 上画像は大谷一翆の宮島彫り作品で直径４８ｃｍの大きな盆である。中画像は田丸香山の作品で直径４０ｃｍの盆である。下画像は上画像のデザインを真似て直径２４．５ｃｍの小盆に彫った俄か彫師の宮島彫りである。
広電宮島線の廿日市駅上り線ホーム脇にある廿日市変電所で平成２０年（２００８）３月に新設されている。かつて宮島線の廿日市変電所は大正１１年（１９２２）８月に完成していた大正ロマンを漂わすレンガ建築であったが平成２１年３月に取り壊されてしまった。
８日に種蒔きした上画像の廿日市１８代目桜島大根と下画像の廿日市８代目切葉松本地大根の芽が出てきたがどのように育つのであろうか。桜島大根は鹿児島旅行した際に、切葉松本地大根は信州旅行した際に種を購入して育て、その種を毎年採っているもので、食もせず手間暇かけてこの地でどのように育っていくのか見るだけ・・・ まさに遊びの菜園である。
広電宮島線の廿日市駅の北側に建設省と凹字された謎のコンクリート杭がみられる。建設院が昭和２３年（１９４８）に建設省と改称されているようなので、それ以降に設置されたもののようである。
広電宮島線用地と市道の境を介する境界杭とみられるがなぜ建設省杭なのだろうか・・・
昨夜は中秋の名月であったが曇天で月を見ることができなかった。月見のお供えは月見団子、ビールにススキと萩の花が供えてあった。かつて１４夜のヨゴロには近くの八幡さんから太鼓の音が聞こえ放生会の祭事が行われていたが数年前から途絶えてしまった。戦国時代の頃から八幡神社の氏子によって連綿と放生会が催されてきていたのであるが・・・
昨日紹介したお菊地蔵の近くの西広島バイパス側道脇の法面に役目を終えた極楽寺廿日市参道里程碑など４基が立置かれている。極楽寺道里程基石碑は広電宮島線弘法踏切の脇に建立されていたもので、１丁碑、２丁碑は西広島バイパスの工事で移設された。１丁碑の脇にお菊地蔵があったようで、もう一基の道しるべ碑も道路拡幅などで移設されたようである。
下平良八ケ迫地区の西広島バイパス側道脇に祀られているお菊地蔵で、かつて極楽寺廿日市参道沿いにあったが西広島バイパスの建設で現在地に移設された。台座石には宝暦１２年（１７６２）の刻銘があるが由緒は不明で由来などは看板画像を参照してください。昭和後期頃には下画像のように八ケ迫町内会で地蔵尊祭が盛大に行われていた。
（２００８年６月頃の栴檀地蔵）
ＪＲ廿日市駅裏のヴェルディ廿日市の隣接地に新築して祀られている栴檀地蔵で、かつてこの地には樹廻り２．３ｍの栴檀の木があり、先人がこの地に栴檀寺があった跡であると言っておられたが詳しいことは不明である。以前、堂の廻りには周辺にあった五輪塔の残欠が沢山集められており、これらをみると寺の跡であったとの説も信憑性が増すのである。
昨日紹介したマンションのすぐ近くのＪＲ山陽本線の下に人と自転車などが通れる出張川橋梁がある。佐方市民センター方面から流れる出張川は現在暗渠となっておりどこを流れているのかよく分からない。かつて橋梁下を流れていたが現在はここも暗渠となっている。上り線側の橋脚は石積みで下り線側はコンクリートであり、石積み橋脚は明治３０年(１８９７)に山陽鉄道が開通した時に築造されたもののようである。
ＪＲ山陽本線と広電宮島線に挟まれた山陽園団地東側で廿日市市と広島市の市境界線上にマンションがみられる。（下画像）マンション中央部分を斜めに市境界線がみられるので境界線上の家では寝返りをしたら隣市に寝ていることもあるだろう。Yahoo、Google、マピオンなどの地図をみると住居表示は建物棟に直角で戸別にされているものと全域広島市分となっているものがみられるが・・・ （下画像：廿日市市地図情報システムより）
昨日紹介した伝源範頼墓がある喜生園内に「ハワイ同胞謝恩碑」が建立されていた。この地域よりハワイに移民した人達から故郷の公共施設などの新設や施設の充実などで寄付金の協力を仰ぎ、これらの善行を顕彰するために建立されたものと思われる。
ＮＨＫの大河ドラマ「鎌倉殿の１３人」で源範頼（迫田 孝也）が登場して伊豆に流され亡くなっている。佐伯区三宅の喜生園内には源範頼の墓と言われる大きな五輪塔が残されている。江戸期の地誌によると範頼の子孫である吉見氏が範頼の五輪塔と蒲社を建立したのではとあり、桜尾城は吉見氏が所築したともある。
壱岐市の最北端に位置する勝本港の入口に祀られている厳島神社で由緒などは不明であるが、勝本はかつて漁業基地、中国大陸や朝鮮半島への中継基地などとされていたようであり、航海の安全祈願のために厳島神社が祀られていたものとみられる。
大正後期に桂公園（当時は桜尾城址）から西方面を見た画像で、廿日市高校の前身である廿日市工業学校がみられる。左側の建物棟は建築科・挽物科・家具科の実習場などで右側の建物棟は教室などである。両棟との渡り廊下の中間手前に小使室と向う側に職員室などがみられる。昭和１３年（１９３８）１月現在地に移転起工式が行われており、翌年１１月に移転改築落成式が行われている。（桜尾会創立５０年記念誌参照）
