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GWも終わり、美術館も少しは空いたかなと思い、上野国立美術館に『鳥獣戯画』展覧会を見にいく。雨模様もあり少しは空いているかなと家を午後2時に出る。
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上野駅には午後3時に到着、すぐに美術館に行くが、美術館に入るのに40分、鳥獣戯画甲巻を観るのに90分待ちと掲示。止むを得ず最後列に並ぶ。中に入ったのが4時前、しかし、2階にも列、甲巻を観るには並ぶしかなく、展示スペースに入るも中も長い列がまっていた。
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鳥獣戯画に対面したのが5時少し前。甲巻は皆が知っている蛙が兎と川に入ったり、弓の腕を競ったり、狐がその賞品を運んだり。
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それにしても蛙、兎、猿だけでなく、鼠、貂、梟、狐、鹿、猫など11種類も描かれているとは知らなかった。本物も細かい筆使いでとても平安時代に描かれたとはわからない、素晴らしい躍動感を感じ、誰もが興味を持つだろう。
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待つのは2時間弱、観るのは10分程度と大病院の外来のようだが、止むを得ない。次に乙・丙・丁巻を見るため並び直す。こちらもすごい列で絵巻に辿り着くまで30分、そして丁から見はじめる。丁巻は鎌倉時代の作といわれ、当たり前だが甲巻とはタッチが違う。これには人々の生活や祭礼などをユーモラスなタッチが描かれており、特に僧が読経をしているが、拝む掛軸が蛙が描かれているのが、印象的。丙巻も鎌倉時代と云われているが、前半は当時の風俗、例えば賭け双六や賭け碁、耳や胴の引っ張り合いなど中々人間臭く面白い。公開が後期の後半は甲巻同様に蛙や狐を使い、描いている。
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最後の乙巻は前半が馬や牛、鷹、鶏など普段近くにいる動物を素直なタッチで描かれており、一流画家の画帳のようである。後半は後期に公開されるが、麒麟や龍、象など当時日本にいない動物を想像で描いてある。
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これだけ見終わって5時40分、慌てて妙恵上人が愛した子犬の像や鹿の像、馬の像などを見に行く。子犬の像は愛おしく、妙恵上人が可愛がったのがよく分かる。これ以外にも『華厳宗祖師絵伝』、これは華厳宗の祖である義湘と元暁の物語で新羅で出会った唐の善妙という女性との伝説のような話を絵巻物にしたもので大層興味を引いた。
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他にも沢山のものが展示されていたが、時間切れで帰ったことは残念。人気があり、さらに鳥獣戯画は5月19日から展示が変わることもあり、混雑は必至だったが、行く価値は十分ある展覧会出会った。最後にチケットを頂いた朝日新聞の販売店には感謝である。