昨日の午後、品川にある息子宅を訪問した。1週間前にジャズフェスがあった前日が幼稚園生の孫の運動会だった。残念なことに、私は喉に違和感があり用心して欠席した。孫も息子もリレーに出て活躍したと後から家内に聞いて、ビデオや写真を見せて欲しいと言って押しかけた。
つい2週間前に家族が集まって食事したばかりだが、2人の孫はその時より大きくなった感じがした。自分の家だとリラックスできるので大きく見えるのではとの嫁さんの言葉に成程とうなずいた。彼女の手作りのサラダや取り寄せの寿司・ハンバーグにビールやワインで気軽な家庭パーティ風に昼食をとりながらビデオを見せて貰った。
孫は年少組では駆けっこが早いらしく、リレーに選ばれて活躍したので長男夫婦も家内も満足そうだった。リレーに参加した父親達は予想通り運動不足で転倒が相次いだが、彼等の真剣な面持ちには我々全員驚いた。事前練習までやったと息子夫婦は笑いながら言った。息子もついつい力が入ったそうで、普段のラクロス練習の効果が出て無様な事態にはならなかったようだ。
ビデオを見て驚いたのは父親たちの真剣な走りっぷりもさることながら、先生の合図を聞いた孫が超が付くほど緊張して体がこわばるのがビデオの遠目にも明らかだったことだ。ビデオには無かったが、先生の言うことを聞かない他の園児に大声で指図したそうだ。うっそー、この生真面目な性格は一体誰に似たのだろう。誰も心当たりがない。
私は自分でも相当いい加減な性格だと思うし、長男もそれ程生真面目な性格ではなかった記憶がある。嫁さんもそんな感じはしない。とは言っても、自宅に帰ると孫の玩具はあちこちに散らかし放題、かたずけもせずやりたい放題。明らかに外面と内面を使い分けている。だとすれば、私に似ているのかもしれない。
駆けっこが早いのは私や息子に似ているかもしれない。と言っても学校内レベルで、区内の競技会に参加とかいうレベルに到達するのは大変だ。息子が全日本ラクロスの大会に参加すると聞いた時は驚いたが、競技人口の少ない’たかが’ラクロスだ。私のバドミントンは一番良かった時期でも市民大会のAクラス程度だった。孫にも競技スポーツに参加して楽しめれば良いと思った。
そう言えば先週ジムでトレーニングした数日後に参加したバドミントン練習では、体が軽く感じ勝率が3-4割に改善しパートナーにも動きが良かったと褒められた。目標の減量はまだだが運動能力が少し回復した。クラブのまとめ役が教員資格を保有し運動生理学をとったと聞いて、私の内腿や尻の筋肉はジムのマシーンの最大負荷でもOKだったが何故か聞いてみた。
彼女によるとバドミントンをやると腿や尻の筋肉が強くなるのは皆に共通することらしい。田舎の歯医者崩れの友人によると私の腿や尻、背中の筋肉量が多いというのを聞いたことがある。どれもバドミントン練習で作られた筋肉のようだ。つまり、この腿や尻は孫には引き継げないかも。■