かぶれの世界(新)

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田舎暮らし雑感2017(1)

2017-05-19 20:30:46 | 日記
実家に戻り90才半ばだが現役農婦の隣家のお婆さんが元気に過ごしていると分かりホッとした。だが翌日、隣の集落の一回り若い男性2人(といっても80前後の老人)が、今年初めに亡くなったと聞いて驚いた。近所の長老と妹の同級生の雑談で聞かされた。「又また、後家さんが2人増えた」と私は思わず言って笑わせた。男が先に死ぬのは決まり事だ。

この集落では私も長老に次ぐ年寄、順番からいえばそんなに遠くない先にお迎えが来るかもしれない。月曜日に義母の位牌に線香をあげに家内の実家を訪問した時も、義兄とそんな話をした。どこに行っても同じような嘆き節を繰り返すのは我ながら情けない。一方で子供の姿をあまり見かけない方がもっと深刻だと思うが。

田舎暮らしを再開して1週間余りで手がカサカサして来た。東京の新居で食洗器を利用するようになり、家内の退職後たまにやるだけになった水仕事を、田舎の一人暮らしで朝昼晩と最低でも日に3回やるようになったからだ。冬の寒い時期しか必要ななかったハンドクリームを毎日使うようになった。

食事作りにうんざりしてたところで、知り合いのオバサンが母の日の為に作ったという赤飯を差し入れてくれた。以前から彼女は母の仲良しだったからとか、何かの理由を作って時々差し入れをして頂いてる。毎日同じものばかり食っていたので、申し訳ないと言いながら目先が変わったもので気分転換になった。

3日前に堤防沿いの道を散歩中、ユニフォーム姿の若者達が走り過ぎて行った。この春選抜高校野球大会に48年ぶりとかで出場した地元の高校生だ。真近で見ると皆がっちりした身体で特に腿の大きさが目立った。「おい、夏も頑張れよ」と声をかけると、野太い声で返事が返ってきた。もっと早く走れないのかとからかうと、「前日2試合やって今日はクール・ダウンです」という。それを聞いて、今は科学的な練習なんだろうと思った。

田舎に来て3日目に初めて車に乗った時は何ともなかったのだが、5日目に松山に向かう途中オイルの劣化を示すランプが点灯し焦った。昨春車検に出し大した距離を乗ってなかったので車検に問題ありと思って診て貰うと、車に無知な私の勘違いで電気系統の異常だった。調べて貰うと異常はなくアラームをリセットして様子見となったが、それ以降警報ランプは点灯してない。何となく私みたいだ。■
コメント
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