かぶれの世界(新)

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セクハラ疑惑に物申す

2018-04-19 18:45:32 | ニュース
多分、私にはこの手の事件をコメントする資格はない。自ら助平ジーサンを自称する私はブーメランが帰って来るのは間違いない。最初に断っておく。

だが、テレ朝女子記者が週刊新潮に情報提供して財務省事務次官を告発するやり方は如何なものか。というか、彼女がプロの記者なら最低のやり方だ。

記者が何で自社ではなく他のメディア週刊誌に情報提供して暴露したのか。最も効果的に対象の醜聞を公表して痛めつける代表的なメディアを選んだということか。

しかも、今迄に何度も言葉の暴力を受けており、秘かにレコーダーに録音したものらしい。だがその場所が個室だった(らしい)というのも腑に落ちない。本当に取材と言えるのだろうか。

一般人なら分かるが、記者が匿名で告発するのは自分の職業に対して覚悟が無さすぎる。欧米では重要な記事は署名入りで公表し、もし考えが足りなかったら甘んじて批判を受け入れる。

テレ朝の記者のレベルはこの程度か。社員がそうなら、テレ朝も似たようなものだ。週刊誌に出るまで社員の訴えを無視し、公になってから(慌てて)次官を非難している。

今日の昼間テレビを見ると財務省非難一色だった。テレビ局は同業だからかばっているのか。プロの記者が週刊誌を使ってセクハラ対象を攻撃するなんて私は信じられない。

最後に一言、報じられている財務省事務次官みたいなことを私はかつて言った記憶はないが、もし訴えられたら反論する自信はない。■
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高尾山で老いを実感する

2018-04-19 18:03:18 | スポーツ
田舎に移動する前日の先週土曜日に小2の孫のリクエストを受けて、父親の付き添いのもと高尾山に続く山々を歩いた。最初は陣馬山まで片道15kmを縦走する積りだったが、孫の歩き方にムラがあり城山から景信までが精一杯で途中下山することにした。それでも計10km近く歩いたはずだ。

城山も景信も見たことがない程の沢山のハイカーで一杯だった。全体に私と同じ年恰好の人が多く、山ガールならぬ山オバサンも沢山いた。一方でまだ保育園の子供達のグループが親や先生に付き添われ元気に歩いていたのには驚いた。運動能力に長けている自慢の孫も負けそうな感じだ。

景信からの下山ルートは高尾行きの小仏のバス停に続いていた。初めて通る道で思ったより急で荒れた道だった。年寄りや子供は危険かもと思った。歩き始めて直ぐ人だかりがありその中に怪我をして座り込んでいる老人がいた。鼻の上側が青くなり顔全体に血が流れていた。坂道で足を取られ顔から落ちたと思われ悲惨な容貌になっていた。私と同じような年恰好なので他人事には思えなかった。

その不安がすぐに現実のものになった。孫は飛ぶようにトリッキーな坂道をどんどん下って行った。だが私は追いつくのに必至だった。10分も急坂を下ったところで道の脇で我々をやり過ごすため待っていた幼児連れのカップルの目の前で、長男が滑って尻もちをついた。

それを見て笑った私が全く同じ所で砂利の上で滑って尻もちをついた。私は息子の様にすぐに立ち上がれなかった。右膝を折り畳んだ状態で尻もちをついたのがいけなかった。中々立ち上がれず、立ち上がって歩き始めると右膝に激痛が走った。何とか歩くのが精一杯だった。

痛みをこらえて下山する以外に手はない。その間ずっと下界から救急車のサイレンが鳴り続け、更に下って行くとオレンジ色の服をまとった救急隊員が続々と登ってきた。かなりしっかりした装備でストレッチャーもあった。それとは別に紺色の隊員が数人、総勢約15人にもなった。

登山口まで下り一人残っていた紺色の制服の関係者に聞くと、景信山に通じる車道が無く、急坂の狭い山道を通る他なく山岳救急隊の助けが必須だという。そういえば先月の季節外れの大雪が降った奥多摩で遭難者が出たばかりだ。それでも、まさか高尾山で山岳救急隊が出動するとは驚いた。

痛みはそれ程ではなくなったが、右膝の回復に時間がかかりまだ階段の上がり降りが不自由だ。同じ場所で転んでも息子とは大違いだ。田舎でもやる予定だったバドミントンは、まだリーダーに挨拶の電話を入れただけだ。痛みを残しながらやるのか考え中だ。年をとるとはこういうことかも知れない。■ 
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