かぶれの世界(新)

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今更ながら先祖の教え

2022-02-14 21:36:41 | 健康・病気
先週土曜日の孫の誕生パーティに合わせて、家内に娘や義理の娘からバレンタインの贈り物を貰った。普段は食べない高価なチョコレートだ。私はチョコレートは大好きで、普段から安いチョコレート駄菓子を食べている。凄く嬉しいのだが、駄菓子ならこの何倍も買えるとケチな発想をする。

今回はそれ以外にも頭の片隅に引っかかることがあった。砂糖たっぷりの駄菓子を毎日食べるのでこのところ肥満が進む。散歩などしっかり運動するので十分消化しているはずと思ってたが、この年齢になるとそれでは不十分なようだ。砂糖は肥満以外に口内に雑菌が増え万病の源になるという。

20年前に早期退職して田舎で一人暮らしする母をケアするようになって数年後、母が使う部屋の鏡台横のゴミ箱に沢山のレシートを見つけた。その殆どが最寄りのスーパーで買った菓子やキャンディ―のレシートだった。驚くばかりの量だった。

私には心当たりがあった。母と回転寿司を食べに行った時、もう終わろうと声をかけた時にソフトクリームみたいな甘いモノを二つを手に取りあっという間に食べた。ある時は、息子の家族が東京から訪ねてきて母を残して外出し帰宅した時、お土産のメロン半魂を食べ尽くしていた。

母は長く糖尿病の治療を受けたが、当初はキッチリ食事管理をしていた。冷蔵庫の扉には食物のカロリーや糖分を記入した一覧表を貼り付けていた。だが、ある時から根気が続かなくなり徹底した食生活管理がプッツンしたと思われる。どうも後期高齢者になった頃からと私は疑う。

つまり、今の私の年齢頃か或いはその数年後にプッツンしたと思う。そして私も今毎日のように甘いモノを食べるようになった。気が付けば私の家計簿には飴玉ばかり買っている記録が残り、そして先週家族からも大好きなチョコレートが贈られた。皆、私の好みをよく知っている。

まるで母親と同じ道を辿っている。母は90歳まで生きた。だが、傘寿のお祝い(80歳)頃から徐々に元気を失って行った。父は55歳、祖父は25歳で亡くなったので、男親がどう老いて死んで行った分からない。健康面では母の晩年の姿だけ見た、余り嬉しくない先祖の教えだ。

今日の午前中に西府駅前のスーパーに行き、先日実感した「いりこ効果」の買い物をした。九州産イワシを炊き上げた煮干しだ。私が普段買う100円ショップの駄菓子より高価だ。暫くはバレンタインの贈り物のチョコレートの合間にイリコを食べる。味覚的には最悪の組み合わせだ!■
コメント
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