米中間選挙は8日に実施されたが、11日現在いまだに大勢が判明しないと報じられた。原因は大接戦に加えて郵便を含む期日前投票が大幅に増えた為という。私には想定内の大混乱だと感じる。そもそもトランプ氏のような教育のない破廉恥な男が、長い歴史を持つ共和党を乗っ取った段階で何でもありの展開になると予想した。
世界最強の米国がそんな状況になったのを何とか立て直そうと動いたのは、米国の復元力かそれともたまたま運が良かっただけなのだろうか。それは、1990年代半ば以降に生まれ「Z世代」と呼ばれる若者だという意見がある。彼等は丁度私が仕事で米国赴任した頃に生まれた。
彼等は投票直前まで態度を決めかね世論調査に反映されなかった、加えて日本と異なり彼等の投票率は低くなく影響力が強い。先の大統領選でも彼等のバイデン支持が決め手になったという。一方、共和党の支持率が高い高齢になるほど投票先を早めに決めてしまう傾向があるという。
今回、激戦州と言われるネバダ・アリゾナ・ジョージア州など8州の投票率が数ポイント上昇した。投票直前になって激戦州のZ世代が候補者の主張を吟味して投票に行き、投票率を押し上げたと分析されている。この世代は世論調査に反映されておらず、事前の予想を裏切り混戦を生み出した。
私はそれこそ民主主義米国の復元力が機能したと感じた。仮に最終的に共和党に有利な結果になろうと、既に共和党にはトランプ氏を警戒する動きが出て来たという。私はそれが重要だと考える。
一方、日本では別の意味の混乱がある。先の参院選では20-30代が自民党を支持、40-50代は野党支持の傾向があり、世代間に違いがあるという。米国と比べて決定的な違いは、我が国の若者世代の投票率が極端に低く政治的な影響力がないことだ。
結果的にこの若者の政治的影響力の低さが、日本の将来が高齢者の為にマスコミを含め政治的に方向付けされることになりがちと私は感じる。若者諸君、それでいいのかと問いかけたくなる。と言いながら私自身も若者が収めたお金で年金生活をしているのだが。
この記事を纏めていると先ほどCNN・NYT・WPのニュース速報が大接戦のアリゾナ州上院選で民主党のMark Kellyが当選したと伝えた。大きな1票だ。私の考えは普段から米国マスコミの記事に影響されてるが、一方で共和党が期待通りに勝って投資で儲けたいという勝手な気持ちがある。■
世界最強の米国がそんな状況になったのを何とか立て直そうと動いたのは、米国の復元力かそれともたまたま運が良かっただけなのだろうか。それは、1990年代半ば以降に生まれ「Z世代」と呼ばれる若者だという意見がある。彼等は丁度私が仕事で米国赴任した頃に生まれた。
彼等は投票直前まで態度を決めかね世論調査に反映されなかった、加えて日本と異なり彼等の投票率は低くなく影響力が強い。先の大統領選でも彼等のバイデン支持が決め手になったという。一方、共和党の支持率が高い高齢になるほど投票先を早めに決めてしまう傾向があるという。
今回、激戦州と言われるネバダ・アリゾナ・ジョージア州など8州の投票率が数ポイント上昇した。投票直前になって激戦州のZ世代が候補者の主張を吟味して投票に行き、投票率を押し上げたと分析されている。この世代は世論調査に反映されておらず、事前の予想を裏切り混戦を生み出した。
私はそれこそ民主主義米国の復元力が機能したと感じた。仮に最終的に共和党に有利な結果になろうと、既に共和党にはトランプ氏を警戒する動きが出て来たという。私はそれが重要だと考える。
一方、日本では別の意味の混乱がある。先の参院選では20-30代が自民党を支持、40-50代は野党支持の傾向があり、世代間に違いがあるという。米国と比べて決定的な違いは、我が国の若者世代の投票率が極端に低く政治的な影響力がないことだ。
結果的にこの若者の政治的影響力の低さが、日本の将来が高齢者の為にマスコミを含め政治的に方向付けされることになりがちと私は感じる。若者諸君、それでいいのかと問いかけたくなる。と言いながら私自身も若者が収めたお金で年金生活をしているのだが。
この記事を纏めていると先ほどCNN・NYT・WPのニュース速報が大接戦のアリゾナ州上院選で民主党のMark Kellyが当選したと伝えた。大きな1票だ。私の考えは普段から米国マスコミの記事に影響されてるが、一方で共和党が期待通りに勝って投資で儲けたいという勝手な気持ちがある。■