1週間前に同居の息子がかつ丼を作ってくれた。普通に美味しいかつ丼だったと思う。それより、何でこんな手間暇かかる料理を息子が作れるのか不思議だった。YouTubeを見て家内の助言で作ったらしいが、彼女によると以前から時折料理を作ってくれたことがあるという。
1カ月前に長男宅の家族パーティで、彼が色んな料理を驚くほど手際良く作ってくれたのを思い出した。ベテランの手裁きだった。彼もYouTubeを見て料理をするようになったらしい。再び家内によると、長男は昔からよく料理していたらしい。私は全く知らなかった。
私は90年代に米国に単身赴任した時初めて自炊生活をした。帰国後数年たって2005年頃に母が衰え始めた時から実家に長期滞在するようになり再び自炊するようになった。だが、私の自炊とは「味は二の次」で、「生き残るために手間暇かけず出来るだけ安上がりに作る」ことだ。
例えば炊飯器に一杯のお米を炊いて、朝食80グラム、昼食120グラム毎に小分けし冷凍、毎食ごとに解凍して食べる。おかずはスーパーで業務用の肉団子や餃子などをまとめ買いして冷凍し、それに即席みそ汁やスープと一緒に食べる。毎日だ。美味しいとは言えないし、味は期待しない。
こんな私の息子達が手の込んだ料理をするなんて、今の今まで知らなかった。私の3人の子供は私の血を引いて全員「理系」だ。娘が大学の数学科に入学したと聞いた時は驚いたが、家内によると子供の時から国語が大の苦手だったという。二男は文系に入学したが自宅勤務が始まった前から、自分の部屋をIT化しDXの準備が出来ていた。
私の実家のIT化は彼の助言が役立っている。だが、田舎の独居老人の為の料理をどうするか助言を受けたことはない。私の父も土木の専門家でバリバリの理系、てっきり我が家は理系の血筋だと思っていた。なのに、息子たちがYouTube系とはいえ料理人だとは驚きだった。■
1カ月前に長男宅の家族パーティで、彼が色んな料理を驚くほど手際良く作ってくれたのを思い出した。ベテランの手裁きだった。彼もYouTubeを見て料理をするようになったらしい。再び家内によると、長男は昔からよく料理していたらしい。私は全く知らなかった。
私は90年代に米国に単身赴任した時初めて自炊生活をした。帰国後数年たって2005年頃に母が衰え始めた時から実家に長期滞在するようになり再び自炊するようになった。だが、私の自炊とは「味は二の次」で、「生き残るために手間暇かけず出来るだけ安上がりに作る」ことだ。
例えば炊飯器に一杯のお米を炊いて、朝食80グラム、昼食120グラム毎に小分けし冷凍、毎食ごとに解凍して食べる。おかずはスーパーで業務用の肉団子や餃子などをまとめ買いして冷凍し、それに即席みそ汁やスープと一緒に食べる。毎日だ。美味しいとは言えないし、味は期待しない。
こんな私の息子達が手の込んだ料理をするなんて、今の今まで知らなかった。私の3人の子供は私の血を引いて全員「理系」だ。娘が大学の数学科に入学したと聞いた時は驚いたが、家内によると子供の時から国語が大の苦手だったという。二男は文系に入学したが自宅勤務が始まった前から、自分の部屋をIT化しDXの準備が出来ていた。
私の実家のIT化は彼の助言が役立っている。だが、田舎の独居老人の為の料理をどうするか助言を受けたことはない。私の父も土木の専門家でバリバリの理系、てっきり我が家は理系の血筋だと思っていた。なのに、息子たちがYouTube系とはいえ料理人だとは驚きだった。■