かぶれの世界(新)

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ウィルス対策の学習効果

2009-11-09 22:45:32 | デジタル・インターネット

「同じパターンでウィルスにやられてるね。」と息子にダメだしされた。先週月曜日の朝、パソコンの電源を入れると真っ黒な画面になり、トラックゼロが読めないとメッセージが出てウィンドウズが立ち上がらなかった。一瞬にして凍りついた、パソコンよりも私のほうが。というのも、いまや私の全ての個人情報はパソコンにあると言っても過言ではないからだ。これなしでは生きていけない。

強制的に電源を落とし、深呼吸を一つして再度電源を入れると何事も無くウィンドウズが立ち上がった。救われた。だが、それは半日だけだった。その日の夜から何度やってもウィンドウズが全く立ち上がらなくなった。一等最初は立ち直ったので、ハードディスクが物理的に劣化したのかもしれない、だとしたら最悪の場合は話題のWindows7搭載の新製品を買おうかなどと考えた。

翌日の朝、例によって息子に頼み込んで調べてもらった。ハードディスクをスキャンするとトラックゼロは問題ないが、ウィルスが2個見つかったので消去した。二つとも「マルウェア」だったという。その時息子が発したのが冒頭のダメだしだった。「何回も同じミスをするんじゃないよ」、と受け取った。そう言われても反論できなかった。

今回の心当たりは、アドビの文書リーダーとフラッシュプレイヤーが脆弱なので、最新版に更新を勧める通知をプロバイダーから受け、同時にマカフィーのセキュリティ・スキャンをダウンロードしたことだ。私は元々無料のウィルス駆除ソフト(avast!)を使っていたが、スキャンだけならいいだろうと思って深く考えないでダウンロードした。

だが、その後パソコンの処理速度が目に見えて遅くなったので、アンインストールした。この時何かが起こった可能性がある。息子は2種類のウィルス駆除を使うのは止めたほうがいいし、追加のスキャンソフトを取り除いた時元々のウィルス駆除機能が劣化したか、すり抜けが起こったかもしれないという。

もう一つの心当たりは至極平凡だが、私の規律の欠如だ。ウィルスにかかった時暫らくは用心するが、半年も経つと油断してジャンクメールの面白い題名に惹かれて開いてみるとか、不用意な使い方をするようになっていた。加えて、私が運営するこのブログのコメントやトラックバックをチェックした時に感染したのかもしれない。

こんなところが、今回ウィルスにかかったか息子に指摘されて、心当たりのあった原因だ。共通するのは私の不注意が全ての始まり。ウィルス対策とバックアップの強化、パソコンで扱う情報の見直し、クラウド・コンピューティングと使い分けなど、もっと基本に戻りパーソナルコンピューティングのあり方を考え直してみるべきかもしれない。読者の皆様、参考までに。■

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